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ネットスカウト、Androidベースになったネットワークテスター「LinkRunner G2」

LinkRunner G2

 ネットスカウト システムズ ジャパン株式会社(ネットスカウト)は28日、ネットワークテスター「LinkRunner G2」を発表した。

 LinkRunner G2は、銅線あるいは光ファイバーのEthernetケーブル環境をテスト可能なネットワークテスター。ケーブルテストでは、パッチや内部配線の長さ、対反転や対交差のペアに加えて、断線、短絡、対分割の障害までの距離を、組み込みの時間領域反射計(TDR)で検証できる。また、4本のペア線すべてに最大51Wまでの実電力を供給し、負荷時のPoE性能を検証することも可能とした。

 さらに、スイッチ・テストを実行して、銅線では10/100/1000Mbps、光ファイバーでは100/1000Mbpsのネットワーク接続を検証可能。LLDP、あるいはCisco、Extreme Networksのディスカバリープロトコル(CDPおよびEDP)により、VLAN/音声VLANや最も近いスイッチモデル、スロット、ポートを表示可能とした。

 最大の特徴は、OSにAndroidを採用している点で、自動化機能によって、検証に関する手動プロセスを自動化できるほか、1デバイスでさまざまなモバイルアプリを使用可能なため、ネットワーク運用業務を大幅に改善できるという。

 なお、テスター本体は内蔵リチウムイオンバッテリで駆動し、3日間のスタンバイと4時間の連続使用に対応する。