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GMOペパボ、レンタルサーバー「heteml」の料金プランを改定、無料SSLと自動バックアップ機能を標準搭載

 GMOペパボ株式会社は24日、レンタルサーバー「heteml(ヘテムル)」の料金プランを改定し、サーバー容量に応じて選べる2つの新料金プランを提供開始した。

 料金プランについては、これまで単一だった料金プランを改定し、ストレージがSSD 200GBで月額800円(税別、36カ月契約の場合)からの「ベーシックプラン」と、ストレージがSSD 300GBで月額1600円(税別、36カ月契約の場合)からの「プラスプラン」の2種類とした。

 両プランともに、無料のSSLサーバー証明書「Let's Encrypt」を簡単に導入できる機能を新たに標準で搭載。また、HTTPS化したウェブサイトの表示速度を高速化する次世代通信プロトコル「HTTP/2」にも対応しているため、Let's Encryptの導入によりウェブサイト高速化の恩恵も受けられるとしている。

 また、自動で1日1回バックアップを取得する機能を搭載。最大14日分のデータを、顧客が利用するサーバーとは異なる専用のバックアップサーバーで隔離して保管・管理する。バックアップしたデータは、ウェブサーバーは1アカウント、メールサーバーは1ドメイン、データベースは1DBのいずれかの取得を1回とカウントし、1回につき手数料5000円(税抜)で提供する。

 ウェブサイト高速化機能の「OPcache」にも標準で対応。OPcacheは、PHPプログラムで構築されたウェブサイトやサービスにおいて、PHPの初回アクセス(実行)時に、コンパイルしたコードをキャッシュとして保存しておく仕組みで、2回目以降にPHPにアクセスした際はキャッシュを利用してプログラムを実行するため、CPUの負荷が軽減し、ウェブサイトの表示速度の高速化を実現する。

GMOペパボ、レンタルサーバー「heteml」の料金プランを改定、無料SSLと自動バックアップ機能を標準搭載