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STS、教育機関の相談対応を支援するシステム「Booking-port」

 株式会社システムサポート(STS)は17日、教育機関向けの相談予約・履歴管理システム「Booking-port」を提供開始すると発表した。

 Booking-portは、大学・専門学校をはじめとする教育機関向けに開発された、相談予約・履歴管理のためのシステム。相談・カウンセリングに対応する各種施設の、組織的かつ効率的な運営支援を提供するという。

 具体的には、予約可能日程の設定から、相談に対応する指導スタッフの配置、学生の予約受付までを一貫して管理できる機能を提供する。これにより運営管理者・指導スタッフ側では、紙やExcelなどのツールで予約管理を行う必要がなくなるほか、学生側でも、スマートフォン、PCなどからいつでも予約可能になるので、利便性が向上するとした。

 また、運営管理者が設定した入力項目に沿って、指導スタッフが相談履歴を入力することにより、指導スタッフ間で相談対応時の内容を共有可能。スタッフや地区を超えた、組織的な対応が可能になる。一方、運営管理者は指導スタッフの対応内容が把握できるようになるので、指導スタッフに対する指導や評価の材料として利用できる。

相談履歴入力画面(指導スタッフ向け画面)

 さらに、利用状況の統計も取れるため、大学におけるIRでのデータ活用にも利用できるとしている。言語は日本語に加えて英語をサポートし、日本語以外を母語とする教員や留学生も利用可能だ。

 価格は個別見積もり。STSでは、初年度に10ユーザーへの導入を目指している。