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FNETS、高度標的型攻撃に対応するセキュリティソリューションをワンストップで提供
2016年7月11日 13:03
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS)は11日、従来から提供している情報セキュリティソリューションを強化し、高度標的型攻撃に対するサイバーセキュリティソリューションの提供を開始した。
ソリューションは、従来から提供している不正アクセス対策、ウイルス対策、情報漏えい対策のノウハウに加え、富士通のセキュリティマイスター認定を受けた専門家によるコンサルサービスから、セキュリティ対策製品の構築サービス、運用支援サービス、教育・訓練サービスまでをトータルでサポートするサービス。
コンサルサービスでは、セキュリティ脅威について、セキュリティマイスターによるセキュリティ最適化アセスメント(現状調査、現状分析、計画立案)を実施。顧客の運用環境や対応マニュアルに合わせてセキュリティに関するアンケート・詳細ヒアリングを行い、セキュリティ脅威についてのリスク分析、改善提案・ロードマップ策定を行う。これにより、顧客のセキュリティ脅威を洗い出し、現環境で不足している対策について最適な提案を行う。
運用支援サービスでは、セキュリティノウハウを持つ技術者による相談対応に加え、SOCベンダーと連携した24時間365日のリアルタイム監視や、インシデント発生時にオンサイトでのインシデント確認・保全・復旧等の支援を行うことで顧客の運用負荷を軽減し、業務継続性を高める。また、オンサイトでのインシデント確認・保全・復旧などの支援にも、スポットで対応する。
教育・訓練サービスでは、顧客先で最新のセキュリティインシデント事例を踏まえた、より実践に近いシナリオを提供。経営トップから一般従業員まで、最新のサイバー攻撃手法、防御方法などを体験できる。また、サイバーレンジを活用した簡易的なセキュリティコンテストの企画・環境設営・運営の提供にも対応する。
構築サービスでは、SDN技術を組み合わせることで、顧客環境に合わせた個別のインテグレーションを実現。標的型攻撃を検知する装置をただ導入するだけではなく、検知後の複雑な処置をSDN技術を使ってネットワーク機器に自動制御するシステムの提案などを行う。
サービスの販売参考価格は、コンサルサービスのセキュリティ最適化アセスメントが20万円から。運用支援サービスのインシデントレスポンスが月額10万円から、リアルタイム監視が月額24万円から、現地オンサイト支援が1回16万円から、スポット支援が1回30万円から。教育・訓練サービスのサイバーレンジ活用体験型教育が10万円から、CTFで学ぶサイバーセキュリティ対策が20万円から。構築サービスは個別見積もり。FNETSでは2017年度30億円の販売を目標とする。