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SharePoint Onlineのログ収集・分析サービス「インテリレポート」、Office 365の監査ログレポートと連携

 ディスカバリーズ株式会社は22日、Office 365に含まれるSharePoint Onlineサイトのログ分析・レポートサービス「Discoveries InSite インテリレポート」(以下、インテリレポート)の機能を拡張し、「Office 365 監査ログ連携機能」をリリースしたと発表した。

 Office 365が持つ監査ログ レポート機能を使うと、SharePoint Onlineの監査ログのデータを見ることができ、SharePoint Online内のサイト、リスト、ライブラリ、コンテンツタイプ、リストアイテム、ライブラリファイルに対して、誰が何を行ったかを確認することが可能になる。しかし、ログレポートが保持される期間やダウンロードできるデータ量に制限があるため、レポートを確実に取得するためには、定期的にログをダウンロードして格納するプログラムを開発するなど、何らかの対応を取る必要があったという。

 しかし、今回リリースするOffice 365 監査ログ連携機能により、Office 365の監査ログデータをインテリレポートで取り込み、レポートできるようになった。これにより、期間やデータ量の制限なく定期的にデータを収集可能になっている。

 さらにOffice 365 監査ログ レポートでは、Officeアプリなどファイル単位での取得にとどまるが、インテリレポートが連携することで、アクセスした社内サイト、ページ、リストアイテムのログが統合されるため、ユーザーがファイルにアクセスした動線までもが明らかになるとのこと。

インテリレポート Office 365 監査ログ連携画面