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HostDime、ブラジルのデータセンターを100%太陽エネルギーで稼働

 HostDimeは、ブラジルのジョアンペソアにある専用データセンター全体をサポートする太陽光発電所の建設を開始したことを発表しました。この120万ドルの太陽光発電所への投資により、データセンターの現在の電力インフラ全体(1.2MW)と、2022年末までに完了予定の30パーセントの拡張をまかなえるようになると報告されています。

 開発の第一フェーズでは、540ワット・ピークの太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)2,000枚以上を設置します。これは、ブラジルの800世帯以上の家庭の1ヶ月の消費量に相当します。

 HostDime社のエンジニアリングチームは、MLPE(モジュールレベルパワーエレクトロニクス)技術を採用し、耐陰性やミスマッチ解消によるエネルギー効率の向上と、高い信頼性と柔軟性を実現しました。7月までに準備が整う予定のこのプロジェクトによる初年度の節約額は、月あたり35,000ドルと見積もられています。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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