IoTやビッグデータ、AIなどをインフラ面から支援するベッコアメ・インターネットのデータセンターサービスとは

ハウジングサービス
ベッコアメ・インターネット

回線の優位性を基盤に新データセンターも提供

　ベッコアメ・インターネットは2000年からベッコアメ浅草ビル内のデータセンターで、ハウジングやホスティング、ローミングなどのインターネットプラットフォームサービスを提供している。

　ISPを運営していた頃からの大規模で強力なバックボーンを擁し、快適なコネクティビティをユーザーが利用できる点が特徴だ。

　浅草は都内の主要ターミナルから短時間で駆けつけられる人気の高いロケーションだ。浅草のセンターには同社のエンジニアが集結しているため、障害復旧なども迅速に行うことができるのも魅力の1つだ。

ベッコアメ・インターネットのバックボーン構成図

　2011年4月には「浅草とはコンセプトの異なるデータセンター」として、山手線内の「御殿山センター」の運用を開始した。次世代型のファシリティを装備し、さらなる安全性と安定稼働を実現する。

　建屋は免震構造で、特別高圧66kvを2系統で受電。UPSや空調などもn+1冗長化されており、運用の信頼性は高い。地質調査での総合的立地評価も高く、地震ばかりでなく液状化の危険も少ない。床荷重も1.5ｔ/㎡と高集約なラック運用が可能だ。ICカードと生体認証による入退管理や共連れ防止ゲートに加え、24時間365日の有人警備体制で高いセキュリティを実現。ISO20000/27001の認証も取得。国内データセンターとしては初のCASBEEのSランクを認定されており、環境面での評価も高い。

仮想データセンターと組み合わせ多様なユーザーニーズに最適の提案を

　サーバーを所有せずに利用したいというニーズに対しては、グループ会社のフリービットが運営する仮想データセンターサービス「フリービットクラウド」を提供し、そのニーズに応えている。

　フリービットクラウドはVMwareによる仮想化サーバーにFORTINETの高機能アプライアンスとフリービットの運用経験を組み合わせて提供するIaaS型のクラウドサービス。99.99％という高いSLAを保証しており、すでに多くのユーザーに利用されている。

　直感的に理解できる独自開発の管理コンソール画面からは仮想マシンの作成やクローンの作成など、さまざまな操作が可能で、管理・運用の負荷を低減してくれる。

GUIで作業負荷を軽減しつつ高い管理性、操作性を実現

　ソーシャル系のアプリ事業者や、官公庁の利用なども多く利用されている。

　東京と大阪に仮想基盤があるため、双方でOSイメージを共有でき、基幹系のBCPやDRを安価に実現することも可能だ。

　ローカルネットワークセグメントも8個作成可能で、1つの契約で多数のサイトをまとめられるため、フリービットクラウドでは1つのコンパネから100サイトを管理しているユーザーもいるという。

閉域ネットワークでモバイルとデータセンター間の通信を実現するIoT向けのSIMも提供

　SIMを使用したモバイル通信に対して、セキュリティフィルタリング機能を標準提供する高セキュリティSIMサービス「フリービット セキュリティSIM」を提供している。

　ウイルス対策はもちろんのこと、脅威WEBサイトの閲覧制御や標的型攻撃による情報漏洩対策をも実現する統合脅威フィルタリングは、企業のセキュリティリスクを通信経路上で未然にブロックする機能を備えている。

　また、フリービットクラウドと連携することで、インターネットを介さずにクラウド環境に直接アクセスすることのできるネットワークも構築可能だ。

　こういった構成はIoT向けのセキュリティ対策として、導入例も増加している。

モバイル通信のセキュリティを高める各種オプションを提供

　ハウジングからクラウド、モバイルネットワークまで幅広いユーザーニーズに対して、リーズナブルな価格提案と、快適なサーバー運用を提供するベッコアメ・インターネット。この機会に利用を検討してみてはいかがだろうか。