ホワイトペーパー ピックアップ

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クラウド利用のハードルを大きく下げたニフティクラウド最新アップデート

 情報系アプリケーションやWebサービス中心に広く利用されてきたクラウドだが、現在は適用範囲を拡大し、オンプレミスが当然だったエンタープライズ領域でもサーバープラットフォームとして有力な選択肢となった。一方、クラウド事業者側でも機能の強化やサービス内容の刷新を進め、エンタープライズニーズに応えてきた。

 そうした動きは、今なお続いている。さらに広範な業務に適用できるように、クラウドは停滞することなく進化しているのだ。ここで紹介する2本のホワイトペーパーでは、エンタープライズ領域での適用範囲を広げ、クラウド利用のハードルを大きく下げたニフティクラウドの最近のアップデートを概観している。

サーバータイプ大幅拡充でさらなる「コスト最適化」を狙う

 ニフティクラウドでは2014年10月、サーバータイプのラインナップを大幅に拡充した。コストパフォーマンスが高い14のサーバータイプからなる新シリーズ「Type-e」を追加したことで、性能を重視した既存シリーズ「Type-e」と合わせて、提供されるサーバータイプは34となった。

 このラインナップ拡充により、コスト重視のシステムにはType-e、性能が求められるサーバーにはType-hといった具合に、使い分けが可能になった。エンタープライズシステムであれば、高速な処理を必要としない業務サーバーや開発/テスト環境にType-e、アクセスが集中しやすいデータベースサーバーにType-hを利用するという形で、性能とコストを最適化できるわけだ。

 その概要を記した資料「エンタープライズクラウド成功の鍵『性能とコストの最適化』を強力に支援」では、ニフティが実施したベンチマークテストも掲載。他社クラウドサービスと比較した結果から、コストを抑えながらも国産クラウドならではのメリットを維持しているニフティクラウドのアドバンテージを解説している。

ネットワーク機能の強化でクラウド利用のハードルを下げる

 より多くの業務をクラウドに移行したいと考えても、そう簡単にはいかないケースもある。特にオンプレミスからクラウドへの移行を阻む障壁となりがちなのは、ネットワーク構成の問題だ。ネットワークに起因する制約のために、オンプレミスでは実現できていたシステム構成を、クラウド上では再現できないことがあるのだ。

 ニフティクラウドでは、2014年11月に実施したネットワーク機能の強化によって、そうした制約を解消し、エンタープライズ領域におけるクラウド利用のハードルを大きく下げた。さらに従来からある「専用コンポーネントサービス」も使うことで、オンプレミスと変わらない柔軟なシステム構成が可能だ。

 このネットワーク機能強化について記した資料が、「多様な構成を可能にする機能群でエンタープライズニーズに幅広く対応」である。専用コンポーネントサービスも取り上げ、パブリッククラウドだけでは満たせないニーズもカバーするニフティクラウドの実力を解説している。エンタープライズ領域の業務へのクラウド適用を検討しているIT担当者には、必見の内容だ。