プレスリリース

「プレスリリース」コーナーでは、企業や団体などのプレスリリース(報道用発表資料)をそのまま掲載しています。株式会社Impress Watchは、プレスリリース記載の内容を保証するものではありません。また、プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。閲覧いただく時点では変更されている可能性がありますのでご注意ください

KVH、業界最高速の超低遅延ネットワークルート

東京/シンガポールとシカゴ・マーカンタイル取引所間で実現

Press Release

KVH、業界最高速の超低遅延ネットワークルートを
東京/シンガポールとシカゴ・マーカンタイル取引所間で実現

2014年3月25日
アジアの情報デリバリー・プラットフォームを提供するKVH株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:東瀬 エドワード、以下「KVH」)は本日、日本取引所(JPX)/シンガポール取引所(SGX)と、イリノイ州オーロラにあるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)間を結ぶ、新たに最適化された超低遅延ネットワークルートの提供を開始することを発表しました。このネットワークルートは、高帯域のプレミアムイーサネットサービスで提供され、2014年3月31日から提供を開始します。SLAで保障された遅延時間は、東京とオーロラ間で122ミリ秒以下、オーロラとシンガポール間で188ミリ秒以下であり、現時点でこれらの拠点間を結ぶネットワークとしては最高速となります。

このネットワークは、シカゴを拠点にしてJPXもしくはSGXへの最高速接続を求めるトレーダーや、アジアを拠点にしてオーロラにあるCMEへの低遅延接続を必要とする取引参加者に理想的なネットワークです。セキュリティの高いイーサネット専用線により、国内および海外の取引参加者は、日本、シンガポール、米国の金融市場への高速かつスケーラブルな超低遅延接続を行うことができるようになります。この高い信頼性と安全性を誇るネットワークサービスは、金融業界以外で、専用帯域、高いセキュリティ、低遅延イーサネットサービスを必要とする業種でも利用できます。

KVHのプロダクトマネジメント本部、執行役員の柏木街史(かしわぎ まちふみ)は次のように述べています。「KVH は、高頻度取引を必要とする金融機関のニーズに対して、業界最高速度のルートを提供することに注力しています。アジアにおける金融市場をサポートするマーケットリーダーとして、最適なルートで、安全かつ信頼性の高い低遅延インフラを提供します。これにより取引参加者は高い競争力を保つことができます。」

アジアの高頻度取引環境は、取引所を結ぶ高帯域、安全で信頼性の高い低遅延ネットワークに対する需要の伸びによって急速に進化しています。KVHの今回新たに最適化された東京/シンガポールと、オーロラを結ぶイーサネットルートは、取引所やその他市場参加者を結ぶ低遅延回線を要求するグローバル金融市場参加者向けに最適化されています。利用者は、100Mbpsから1Gbpsまでの帯域で、プロテクトおよびアンプロテクト・モードの回線のいずれかを選択できます。ネットワークは、インフラ、バックホールおよびローカルループを含め完全二重化されており、ポイント・ツー・ポイント、ポイント・ツー・マルチポイント、マルチポイント・ツー・マルチポイントのトポロジー・オプションが用意されています。サービスにはデリバリとパフォーマンスに関して業界でも最高レベルのSLA保障がついており、MEF9および14に準拠しています。