プレスリリース

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ミラクル・リナックス、簡単、省電力デジタルサイネージ製品の最新版

2013年12月18日
ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックスが、簡単、省電力のデジタルサイネージ製品
「MIRACLE VISUAL STATION」最新版を提供開始

~ 店舗や公共機関など小規模から大規模まで幅広い用途にユーザビリティと節電効果を向上 ~

ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:児玉 崇 以下、ミラクル・リナックス)は、デジタルサイネージ製品「MIRACLE VISUAL STATION(ミラクル・ビジュアル・ステーション、以下、MVS)」の最新版を、2013年12月18日より提供開始します。

「MIRACLE VISUAL STATION」は、ミラクル・リナックスが開発したLinuxベースのデジタルサイネージ製品で、専用プレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION」と、プレイヤー本体およびWindowsが搭載されたPCで利用可能なコンテンツ管理ソフトウェア「EMPopMaker」から構成されます。簡単かつ直感的な操作でコンテンツ作成・配信ができ、アイキャッチとなる効果的なコンテンツ再生を実現しています。Linux OSベンダーならではの技術力を活かして開発した機能を実装し、スタンドアロンやネットワーク配信で店舗や公共機関、企業でのオフィスサイネージなどへ導入実績を拡大しています。

今回提供する最新版では、スケジュールエディタの強化より、モニタに映像信号を送信しない非再生日設定機能を標準で実装しました。これにより休業日などコンテンツを再生しない日はモニタを省電力モード* に切り替え節電状態にすることが可能です。また、週ごとに色分け表示をするなど直感的なカレンダー表示を実現しました。加えて、タイムテーブルエディタでは複数のコンテンツを同時選択してタイムテーブル枠に設定可能となり、コンテンツ作成時間を短縮します。これらの機能強化により、さらにユーザビリティのよいデジタルサイネージ環境を実現します。

株式会社富士キメラ総研が2013年3月に発表した「デジタルサイネージ市場総調査2013」によると、2012年度の国内のデジタルサイネージ市場は前年比111.1パーセントの822億円、デジタルサイネージ広告市場では前年比116.9パーセントの214億円と成長しています。また、20年予測では、国内のデジタルサイネージ市場は約3.1倍、デジタルサイネージ広告市場は7.5倍に膨れ上がると見られています。

ミラクル・リナックスでは、こうした市場の成長や動向を受け、今後もデジタルサイネージ製品の機能強化やカスタマイズの幅を広げていく予定です。また従来の適用分野に加え、車載サイネージなど新しい分野にも挑戦し、お客様の多様化する情報発信ニーズに対応してまいります。

*省電力モードを搭載しているモニタに対応した機能です。

【MIRACLE VISUAL STATION概要】
<主な機能強化>
・スケジュール作成・編集時に、再生しない日を設定する「非再生日設定」機能を標準で実装
・スケジュールエディタに色分け表示機能を追加
・タイムテーブル作成・編集時に、複数コンテンツを1度に選択しドラッグアンドドロップで時間枠に設定可能な機能を追加
・配信ウィザードでコンテンツの容量を表示し、配信可能容量以上のコンテンツ配信を防止
・EMPopMaker PC版の対応OSにWindows 8を追加

<製品構成>
・OS:Embedded MIRACLE Digital Signage Edition v1.3.60 14438
・コンテンツ管理ソフトウェア:EMPopMaker PC版 Standard v2.6.19

<提供開始>
2013年12月18日

<価格>
オープン

MIRACLE VISUAL STATIONについて

MIRACLE VISUAL STATIONは2010年よりミラクル・リナックスが提供するLinuxベースのデジタルサイネージ製品です。OSのチューニングによりハードウェアの処理能力を最大限に引き出し、従来のデジタルサイネージ向けプレイヤーでは実現できなかった高い再生品質を実現しています。独自に開発した動画再生ソフトやWebブラウザを搭載し、高画質な動画や複雑なFlashコンテンツを安定して再生することができます。障害が発生しても自動的にリカバリーする機能を搭載し、連続稼働可能な可用性を高めています。プレイヤーにコンテンツを配信する管理ソフトウェアは、直観的に操作が可能なユーザインターフェースを持ち、PC上に簡単に導入することができます。このような点が高く評価され、導入実績を伸ばしてきました。
https://www.miraclelinux.com/product-service/digital-signage

ミラクル・リナックス株式会社について

ミラクル・リナックスは、2000年6月、Linuxサーバビジネスを主軸として創業後、2003年12月、中国、韓国などのアジア諸国とともにAsianuxを設立し、信頼性、安定性、品質を重視したLinuxサーバOSを提供し続けています。 近年では、従来のサーバビジネスに留まらず、企業向け統合監視ツールMIRACLE ZBXのビジネスを始め、オープンソース・アプリケーションの開発、サポートにも取り組んでいます。カーネル技術を生かして組込み事業にも本格参入し、カーナビゲーション、自動販売機、医療機器、映像配信機器など用途別専用機器向けのEmbedded MIRACLEを提供しています。また、デジタルサイネージ用途に特化したプレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION」を開発し、2010年6月より販売しています。今後オープンソースの利用が様々な用途に広がっていく中で、それらを下支えするプラットフォームベンダーとして、日本市場だけでなく世界市場に対してもビジネスを拡大していきます。