プレスリリース
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NRI、オープンソースSSOソフト「OpenAM」の関連ドキュメントをウェブサイトで公開
(2013/9/3 17:15)
株式会社野村総合研究所
オープンソースのシングルサインオンソフトウェア「OpenAM」の
関連ドキュメントをウェブサイトで公開
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、オープンソース*1のシングルサインオンソフトウェア*2「OpenAM(オープン・エーエム)」*3について、インストール手順書などの関連ドキュメントを、本日からウェブサイト上にて無償で一般公開します。
これにより、OpenAMを利用したいと考える企業は、システムを構築・設定する際に必要となる設計情報・手順・コツなどを容易に入手することが出来ます。
「OpenAM」はオープンソースのシングルサインオンソフトウェアとして人気が高く、多くの企業で導入実績があります。NRIでは、2008年からOpenAMの導入支援や運用サポートサービスなどを提供しています。
しかし、OpenAMに関しては、日本語のドキュメントが不足していることから、企業が導入を検討する際や、エンジニアが技術を習得する上で課題になっていました。
そこで今回、NRIでは、より多くの企業内担当者や技術者にOpenAMを利用していただくことを目的として、OpenAMに関連して自社で作成したドキュメントを、以下の通りウェブサイトで公開します。
【公開するドキュメント】
①OpenAMのインストールと設定に関する手順書
NRIのトレーニング*4で使用しているテキストと同様のものです。
②シングルサインオンシステム方式設計書
OpenAM、OpenLDAP*5などを使用して、シングルサインオンシステムを構築する
際の基本設計に関するドキュメントです。
OpenStandia/SSO&IDM*6を対象とします。
③システム運用マニュアル
ユーザの追加や権限の付与などの手順に関するドキュメントです。
②と同じく、OpenStandia/SSO&IDMを対象とします。
【公開するウェブサイトのURL】
http://openstandia.jp/oss_info/openam/index.html
NRIは、今後もオープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia」*7を通じて、企業の情報システムにおけるオープンソースの活用を推進していきます。
*1 オープンソース:ソースコードを、ネットワークを通じて無償で公開し、誰でも改良や再配布が行えるようにすること。およびその対象となるソフトウェアを指す。
*2シングルサイオンソフトウェア:シングルサインオンとは、企業内やクラウドサービスなどの複数の情報システムにおいて、利用するシステム毎にユーザID/パスワード等の入力による認証を必要とせず、一度だけの認証で複数システムを利用できる仕組みであり、それを実現するためのソフトウェアを指す。
*3 OpenAMの概要および詳細は、下記URLをご参照ください。
http://openstandia.jp/oss_info/openam/
*4 OpenAMのトレーニングを、OpenStandiaのセミナーのひとつとして開催しています。
詳しくは、下記URLのセミナー一覧をご参照ください。
http://openstandia.jp/event/
*5 OpenLDAP:LDAPとはLightweight Directory Access Protocolの略であり、ユーザ認証などで利用されるプロトコル。OpenLDAPはLDAPの機能を提供するオープンソース・ソフトウェア。
*6 OpenStandia/SSO&IDM: OpenAMなどをオープンソースを活用し、シングルサインオンや、ユーザIDの統合管理を実現するためのソリューション。
詳細については、下記URLをご参照ください。
http://openstandia.jp/solution/id_management/
*7 Openstandia:NRIが、オープンソースの利用をワンストップでサポートするサービスの総称
詳細については、下記URLをご参照ください。
http://openstandia.jp/