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足利銀行・千葉興業銀行がOKIのクラウドサービス「EXaaS 為替OCRサービス」を採用

2013年7月25日

足利銀行・千葉興業銀行がOKIのクラウドサービス「EXaaS 為替OCRサービス」を採用
業界初の為替OCRクラウドサービス導入により、従来システムと比べ約3割費用を抑制

株式会社足利銀行(代表執行役頭取:藤澤 智、本店:栃木県宇都宮市、以下 足利銀行)、株式会社千葉興業銀行(代表取締役頭取:青柳 俊一、本店:千葉県千葉市、以下 千葉興業銀行)は、OKIが金融業界で初めて提供するクラウドサービス「EXaaS 為替OCRサービス」の採用を決定しました。

OKIは「為替OCR(注1)システム」のシェアを約4割(自社調べ)持つトップベンダーです。本システムは、営業店で受け付けた振込依頼書をイメージ化して事務センターに送付し、データエントリー処理の後、営業店からホストへの代行発信を行うことで為替の振込処理を効率化する事務集中システムです。本システムが持つ機能を金融機関が初期投資を抑えて自社設備を保有せずに利用できるように、OKIはクラウドサービス「EXaaS 為替OCRサービス」として2013年度下期から提供予定です。

足利銀行および千葉興業銀行では、これまでOKIの「為替OCRシステム」を導入し、振込処理の集中化・効率化を図ってきました。このたび振込処理のさらなる効率化とシステム開発・運用費の低減化のために「EXaaS 為替OCRサービス」の採用を決定しました。OKIと両行は、約6か月間にわたり仕様についての検討会を実施してきました。検討会で処理効率・運用面を詳細に比較、分析し、一層の効率化・運用性向上が図れる仕様を確定しました。OKIはこの仕様をベースに「EXaaS 為替OCRサービス」の開発および金融機関に対して本サービスの営業活動を行っていきます。

両行では「EXaaS 為替OCRサービス」の導入により、これまで以上に振込管理の業務・運用面での効率化が期待できます。また、クラウドサービスを共同利用することで開発費用や運用・保守費用が抑制でき、従来のシステムの導入・運営費と比較して、約3割の費用低減を見込んでいます。さらに災害対策としてシステムのバックアップについても、OKIは両行とともに検討していく計画です。

OKIは今後も金融機関の経営戦略実現に寄与するサービスの共同利用を積極的に企画・提供していきます。

■用語解説

注1:為替OCR
為替とは、金融機関が遠隔地との債権・債務の決済を現金の移送を行わずに決済する方法のことで、為替手形、小切手、郵便為替、銀行振り込みなどを総称したもの。OCR(Optical Character Reader)は、光学式文字読み取り装置のこと。