プレスリリース

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SAP、SAP HANAで強化された高度道路交通システムの開発で中国政府と協力

(参考資料)

2013年6月4日
SAPジャパン株式会社

SAP、SAP HANA(R)で強化された高度道路交通システムの開発で
中国政府と協力

SAPエグゼクティブボードメンバーのゲルト・オズワルドと中国の李克強首相、
中国の高度道路交通管理と未来の公共交通をテーマに共同研究を計画
(本リリースは、5月29日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)


SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、今後数十年間で急速な拡大が予想される中国都市部の交通管理を支援するため、高度道路交通システムの開発をテーマに、中国政府との戦略的な提携に着手する計画です。SAPとチャイナ・ハイウェイ・グループは、輸送通信向けの統合ソリューションの研究と、高度道路交通システムの開発について、広範な提携に着手する計画です。そこでは、SAP HANA(R)プラットフォームで強化されたSAPの高度なビッグデータ向けソフトウェアソリューションや、クラウドコンピューティング、モバイルコンピューティングが活用されることになります。SAP AGのエグゼクティブボードメンバーであるゲルト・オズワルド(Gerd Oswald)は、中国の李克強首相の訪独の際にベルリンで会合を行い、それぞれの提携内容についてさらなる検討を行う点で合意に達しました。

オズワルドは、次のように述べています。「中国の都市部人口は、今後2025年までの間に4億人以上増加すると予想されており、都市化は最大の課題の1つとなっています。公共交通の高度な管理は、中国の持続可能な経済成長と社会経済の長期発展を推進する上で、欠かせないものです。そのため、中国政府との広範囲かつ戦略的な提携計画を通じ、高度道路交通システムを開発することで、『RUN BETTER』な世界の実現と、人々の生活の向上を支援できることを非常に嬉しく思います。今回の提携により、中国は、ビッグデータ分析や予測分析を実現するSAPの先進技術と、モバイルコンピューティング、クラウドベースのソリューションを活用することで、持続可能な成長の次なる段階を乗り切ることができるはずです」

高度道路交通システムに対する中国の総投資額は、年々増加しており、現在は年間5億ユーロを上回っています。そして、地下鉄やバス、タクシー、交通監視カメラなどから生成される交通データは、膨大な量となります。しかし、既存のIT環境では、予測的・先進的なデータ分析によってさまざまな交通・輸送シナリオを事前管理し、中国の市民により良いサービスを提供し、都市計画を向上させることは困難です。一方、SAPは、ビッグデータの分析管理で長年の経験があり、SAP HANAを通じ、ほとんどすべての関連分野のリアルタイム分析とトランザクション処理で業界をリードしています。SAPは、中国交通運輸部(以下、MoT)との緊密な提携を計画しており、交通、物流、輸送に関するMoTの包括的な専門知識と、高度道路交通に関する最先端の研究および技術を結集していきます。

以上

SAPについて
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