プレスリリース

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日立システムズがミャンマーのIT技術者向けにデータセンターに関する研修を実施

2013年2月13日
株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ) は、このたび、財団法人海外産業人材育成協会(以下、HIDA/ハイダ)と連携し、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)のIT技術者に対して、データセンターに関する研修を実施しました。

HIDAは、主に開発途上国の産業人材を対象とした研修や専門家派遣等の技術協力を推進する人材育成機関です。本研修は、HIDAが経済産業省から委託を受けている「インフラビジネス等展開支援人材育成事業」を活用して、日本企業の高品質な技術、製品・サービス、設備への理解をミャンマーのIT技術者に促し、ミャンマーのITインフラ整備に貢献することを目的に、2月4日から8日まで実施したものです。研修では、日立グループのデータセンター施設の見学会や、運用サービスに関する研修、先進的な製品の紹介などを行いました。

近年、各国の企業が進出を計画し、高い経済成長が期待されるミャンマーでは、今後、政府、通信会社、金融機関、教育機関、観光産業などが成長を牽引すると同時に、急速にIT分野へのニーズが高まることが見込まれています。そのため、今後のミャンマーの経済成長を支えるIT基盤として、データセンターの構築・運用ニーズが高まると考えられます。
日立システムズは、日立グループにおける情報・通信システム事業の中核企業として、幅広い業種・規模のお客さまに、ITのライフサイクルすべてを安心してお任せいただける真のワンストップサービスを提供しています。特に、強固なデータセンターを活用したアウトソーシングサービスや、データセンターの設計・構築から機器設備の導入、ITの運用、設備の監視・点検・保守までワンストップで提供するサービス「Facility & IT Management Service」などに強みがあります。一方でIT技術者の育成にも取り組んでおり、学校法人東京農業大学の系列校である東京情報大学でネットワーク、セキュリティおよびデータセンターに関する公開講座を行っているほか、過去にもマレーシアのIT技術者にデータセンターに関する研修を実施しています。

日立システムズでは本研修により、日本企業の高品質なデータセンター運用技術・設備に関する理解を促し、ミャンマーのITインフラ整備に貢献すると同時に、日立グループを含む日本企業のインフラ・システムの輸出促進も期待できると考えています。日立システムズは研修の継続的な実施と内容拡充などを通じて、今後もミャンマーと日本相互の経済発展に貢献していきます。

今回の研修を受講したミャンマーのIT技術者から、以下のコメントを頂きました。

・日本でデータセンタービジネスについて学ぶ機会を与えられたことに感謝したい。
・時間が限られていた。もし機会があれば、日本の高度な設備や業務プロセスについて詳しく学びたい。
・データセンターに関する知識は、ASEANの他の国々や日本のような先進国にキャッチアップしようとしているミャンマーにとって非常に重要だと思う。
・(研修を通じて)ミャンマーのさらなる発展のため、技術やノウハウがもっと必要であることが良く分かった。
・日本の技術はグローバルスタンダードであり、セキュリティも非常に高度だと感じた。