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NEC、東陽倉庫へ物流統合クラウドサービス「NeoSarf/Logistics」を提供

2012年6月19日
報道関係各位

日本電気株式会社

NEC、東陽倉庫へ物流統合クラウドサービス「NeoSarf/Logistics」を提供
~物流過程の見える化による顧客サービス向上を実現~

NECは、東陽倉庫株式会社(注、以下、東陽倉庫)から、輸送中貨物の現在ステータス(位置や在庫情報)を効率的に確認できるクラウドサービス「NeoSarf/Logistics(ネオサーフ/ロジスティクス)」を受注し、東陽倉庫は、本年5月から本サービスの利用を開始しました。

「NeoSarf/Logistics」は、物流に関わる各事業者(荷主、運送業者、通関業者など)で扱う貨物の管理番号をクラウド上で相互に紐付ける仕組みを持ち、どの事業者の管理番号で検索しても、輸送中貨物の現在ステータスが把握可能となるクラウドサービスです。

東陽倉庫は、名古屋市に拠点を置く、総合物流企業です。陸・海・空など複数の輸送手段を組み合わせ、グローバルネットワークを駆使したDoor to Doorの一貫した物流サービスを提供しています。

これまで東陽倉庫では、荷主からの貨物の輸送状況についての問合せに対し、社内の各部門や関連事業者へ直接確認するなどし、回答していました。このたび、NECの「NeoSarf/Logistics」を利用することで、東陽倉庫だけでなく荷主や関連事業者も、「INVOICE番号」や「オーダー番号」などで検索することで、貨物の現在ステータスが把握可能となります。これにより、物流サービスの向上と、問合せ対応業務の効率化へとつながります。特にリードタイムの長い国際物流では、輸送に関わる事業者数も多く物流過程のよりきめ細やかな管理が求められていました。東陽倉庫は、第一弾として5月から、荷主向けの日本/中国間および日本/北米間の輸送において本サービスを利用しています。東陽倉庫の「NeoSarf/Logistics」導入概要は次のとおりです。

1.「NeoSarf/Logistics」を利用し、荷主へのサービス向上
物流に関わる各事業者への問合せをすることなく、荷主や関連事業者が貨物の現在ステータスを確認可能。リードタイムが長い国際輸送の場合でもきめ細やかな管理が実現し、荷主への物流サービスの向上と問合せ対応工数の低減を実現。

2.オプションサービスを組み合わせた迅速な情報共有を実現
メール送信オプションにより、貨物の主要ポイント通過実績や特定イベントの発生を、荷主含めた関係者へ即座に通知。
ドキュメント添付オプションにより、貨物の画像情報などを電子化してアップロード。輸送管理番号にドキュメントを紐付けることにより、迅速且つ容易に関係者間の情報共有を実現。

3.クラウドサービス利用により、短期間・低コストでのサービス利用が実現
「NeoSarf/Logistics」は、SaaS型のクラウドサービスのため、東陽倉庫は既存システムとのデータ連携機能の開発を含め、わずか2ヶ月という開発期間でのサービスを実現。また、個別にシステムを導入するケースと比較し、導入・運用にかかるコスト(TCO)を5年間で約25%削減可能。

ビジネスのグローバル化に伴い、物流のグローバル化が一段と進んでおり、輸送中のモノの流れをタイムリーに把握することが、適切な在庫管理や経営の効率化につながります。

NECは「NeoSarf/Logistics」により、物流業界全体の業務効率化に貢献していきます。

「NeoSarf/Logistics」の概要は、別紙をご参照ください。
以上

(注)所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社長 白石好孝

<本件に関する情報>
http://www.nec.co.jp/solution/retail/neosarf/logistics/

【別紙】「NeoSarf/Logistics」の概要
http://www.nec.co.jp/press/ja/1206/images/1901-01-01.pdf

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2012/6/19 17:45