米Blue Coat、Thoma Bravoによる株式取得を完了
Press Release
ブルーコート、Thoma Bravoによる株式取得を完了
非公開企業に移行し、WebセキュリティとWAN最適化分野でのリーダーシップを強化
WebセキュリティとWAN最適化ソリューションのリーディングベンダーである米ブルーコートシステムズ(本社: 米国カリフォルニア州サニーベール、以下ブルーコート)は、プライベートエクイティ投資会社トーマ・ブラボー(Thoma Bravo, LLC)率いる投資家グループによる買収を完了したと発表しました。これにより、ブルーコートの株主には保有する普通株式1株につき現金25.81ドルが支払われます。本取引の完了に伴い、ブルーコートの株式は2月15日の株式市場の終了をもってNASDAQでの取引を終了し、非公開企業に移行しました。
これに先立ち、ブルーコートの株主は、2月13日に開催された同社の臨時株主総会において、ブルーコートとトーマ・ブラボー率いる投資家グループの間で2011年12月8日に締結された買収契約を承認しました。この投資家グループにはOntario Teachers' Pension Plan(カナダ・オンタリオ州の教職員年金基金)のプライベートエクイティ投資部門であるTeachers' Private Capitalも加わっています。
またブルーコートの株主は同社と同社指名役員の間で交わした、買収契約に関連する報酬、および当該役員に支払われる報酬総額についても、勧告ベースで承認しました。
ブルーコートの社長兼CEOのグレゴリー・S・クラーク(Gregory S. Clark)は次のように述べています。「この取引が成功裏に完了したことを嬉しく思います。今後は、非公開企業として戦略的成長計画を推し進めていきます。トーマ・ブラボーの傘下で、WebセキュリティとWAN最適化市場での事業機会をさらに積極的に実現できるようになります。」
トーマ・ブラボーのマネージングパートナーであるオーランド・ブラボー(Orland Bravo)氏は次のように述べています。「ブルーコートは、当社のソフトウェアならびにテクノロジー企業のラインナップを拡大します。我々は同社の戦略的ビジョンの達成、およびWebセキュリティとWAN最適化市場における業界リーダーとしての地位の強化を支援することができます。」
トーマ・ブラボーのパートナーであるセス・ボロ(Seth Boro)氏は次のように述べています。「セキュリティとネットワークパフォーマンスの両方が求められる今日の企業環境の中、ブルーコートにはその課題を効果的に解決するソリューションを提供できる体制が整っています。企業はいま、Web、携帯端末やアプリケーション、企業と個人によるソーシャルネットワーキング、クラウドサービス、ビデオやITのコンシューマライゼーションといったすべての要素が拡大を続ける時代の真中にいるのです。」
ブルーコートシステムズ合同会社 会社概要
Blue Coat Systems, Inc. 100%出資子会社
代表: プレジデント & マネージングディレクター 川口 亨
設立: 2000年4月3日
所在地: 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル 16階
URL: www.bluecoat.co.jp
ブルーコートシステムズ合同会社は、WebセキュリティとWAN最適化ソリューションのリーディングプロバイダーです。ブルーコートは、「可視化」、「高速化」、「セキュリティ」を実現するソリューションを提供し、ネットワークのパフォーマンスを犠牲にすることなく、いかなる場所のユーザーもセキュリティ脅威から保護します。ブルーコートのアプリケーションインテリジェンス技術により、企業は、競争上の優位を生み出すための必須条件である迅速な意思決定プロセスおよび安全なビジネスアプリケーションを構築することができ、ネットワークへの投資を長期的に保護することができます。また、サービスプロバイダ向けのマネージドセキュリティおよびWAN最適化ソリューションや、キャリアグレードのキャッシングソリューションを提供しており、帯域消費の大幅削減やユーザーのWebエクスペリエンスの向上を実現します。詳細については、www.bluecoat.co.jp (日本サイト)、もしくはwww.bluecoat.com (英語サイト) をご覧ください。
Blue Coat、およびBlue Coatロゴは、ブルーコートシステムズの登録商標または登録名称です。本リリースに記述されている他の登録商標、登録名称およびサービスマークは、商標の所有者に属しています。