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ベライゾン、アフリカおよび中東にネットワークプラットフォームを拡大

NEWS RELEASE

報道関係者各位
2012年2月13日
ベライゾン ビジネス

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ベライゾン、アフリカおよび中東でグローバルな
エンタープライズ向けネットワークプラットフォームを拡大

先進的コミュニケーションおよびITソリューションの基盤を築く
プライベートIPサービスを導入

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※本資料は米国で2012年1月26日(現地時間)に発表されたプレスリリースの日本語訳です。

ニューヨーク-ベライゾンがグローバルなエンタープライズ向けネットワークプラットホームを拡大しました。この拡大により、新たにアフリカで6カ国、および中東のバーレーンとカタールにおいて、多国籍企業がベライゾンのプライベートIPサービスを利用できるようになります。

これらの新興成長市場においては、ベライゾンの顧客はデータのやりとりや国際的なビジネスアプリケーションをより効果的に実行することも可能になり、ベライゾンの世界規模のマネージドネットワークソリューションとセキュリティコンサルティングサービスをご利用いただけます。

MPLS(マルチプロトコルラベルスイッチング)を基盤とするベライゾンのグローバルネットワーク、およびネットワークアライアンスのプロバイダーであるアフリカのVodacom Businessのサービスという2つの強みを活用することにより、アフリカ西海岸のガボン、「アフリカの角」に位置するジブチおよびエチオピア、東部のマラウイおよびジンバブエ、南部のスワジランドにおいて、企業顧客のオフィスにプライベートIPサービスを導入することが可能になります。また同地域ではベライゾンの専門的なコンサルティングサービスを利用して、ビジネス要件に合致したネットワーキングソリューションの設計・実施も可能になります。

今回のサービス拡大により、ベライゾンのプライベートIPが利用できる国はアフリカ21カ国になります。上記以外の国々は、アフリカ東部のケニア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、北部および西海岸のカメルーン、ガーナ、コートジボワール、モロッコ、ナイジェリア、中央および南部のアンゴラ、ボツワナ、レソト、モザンビーク、ナミビア、南アフリカとなっています。また中東では、エジプト、イスラエル、ヨルダン、クウェート、パキスタン、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(アブダビおよびドバイ)でサービスが利用可能になります。

ヨーロッパ、中東、アフリカのエンタープライズ営業担当バイスプレジデントであるMartin Burvillは次のように述べています。「ベライゾンの高知能ネットワークは革新的なプラットフォームです。プライベートIPサービスの範囲がアフリカおよび中東において拡大したことにより、このネットワークはさらに強力なものになりました。このたびの拡大は、この新興成長地域に対する当社のコミットメントをより明確にし、多国籍企業や政府関係の顧客からの要望の変化に対応するものです。ベライゾンのプライベートIPは、人と機械、そしてそれらの環境のグローバルなつながりを築く上で中心的な役割を果たし、ビジネスおよび社会の発展に貢献することでしょう。」

ベライゾンのプライベートIPの顧客は、6つのCoS(クラス オブ サービス)のメリットに加え、遅延が重要となるVoIPやビデオなどのアプリケーションを、電子メールなど時間的制約の少ないアプリケーションよりも優先的に受信できるメリットを享受することができます。アプリケーションの優先順位を決定する能力は、ネットワークおよびアプリケーション性能に関するデスクトップおよびユーザーレベルへの高度な報告ツールとあいまって、プライベートIPをビジネスコミュニケーションや日常業務の理想的なグローバルプラットフォームにします。

ベライゾンは、マネージドネットワークサービスの総合的なポートフォリオを提供し、142の国や地域にまたがる4200以上の顧客ネットワークにおいて、30万以上のセキュリティ、ネットワーク、ホスティングデバイスを管理しています。また、それらすべてが業界トップレベルのサービスレベル契約によりサポートされています。

またベライゾン傘下のTerremarkも、ベルギー、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、スペイン、スウェーデン、トルコの各データセンターを通じて、コロケーション、クラウドコンピューティング、マネージドホスティングおよびキャリアニュートラルな接続を包括的に提供しています。

また、冗長システムとオンサイトモニタリングが最大級のセキュリティと信頼性を実現し、エンタープライズシステムへの常時接続を保証します。ヨーロッパおよび中東にある同社の施設では、この地域で活躍する企業に基幹ITおよびクラウド・インフラを提供しており、近い将来にはアムステルダムのネットワークアクセスポイント(NAP)を通じたプライベートIPネットワークへの接続が実現する予定です。

世界最大規模のグローバルIP光ファイバーネットワークであるベライゾンのグローバル・インフラは6大陸におよび、多国籍企業および政府機関の役に立つ信頼できる基盤を提供しています。また、ベライゾンは80以上の海底ケーブルネットワークに参加しています。その1つである次世代海底ケーブルであるヨーロッパ・インド・ゲートウェイ(EIG)はイギリスとインドを繋ぐもので、途中ジブチで陸上を経由します。SEA-ME-WE-4(東南アジア-中東-西ヨーロッパ)はインド亜大陸および中東を経由して、東南アジアとヨーロッパを結びます。Trans-Pacific Express(TPE)ネットワークは米国と中国本土、台湾、韓国、日本を結びます。ベライゾンはSEA-ME-WE-4の創設メンバーで米国を拠点とする唯一の企業であり、TPEの創設メンバーで唯一、米国を拠点としています。

また、ベライゾンはSAT-3/WASC/SAFE海底ケーブルシステムのコンソーシアムメンバー兼所有者でもあります。ベライゾンでは2003年にサービスを開始したこのシステムを、主に南アフリカにおける地域的要件のサポートに利用しています。

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2012/2/13 16:30