アリエル・エンタープライズ、パブリッククラウド環境AmazonEC2に対応
2011年08月31日
アリエル・ネットワーク株式会社
アリエル・エンタープライズが、パブリッククラウド環境AmazonEC2に対応
~3,000名規模で大手企業が運用開始。
グループ統一の情報共有システムとして利用~
アリエル・ネットワーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原田和人、以下、アリエル)は、このたび、大手企業向けWebコラボレーションウェア「ArielAirOne(R) Enterprise(以下、アリエル・エンタープライズ)」が、パブリッククラウド環境「Amazon Elastic Compute Cloud(以下、AmazonEC2)」上での運用に対応したことを以下の通りお知らせいたします。既に3,000名規模の大手企業が、AmazonEC2上でアリエル・エンタープライズを稼働し、グループの情報共有システムとして利用しています。
■□ インフラ構築や運用にかかるコストの大幅な削減や、迅速なスケールアウトを実現
クラウド・コンピューティングが広く浸透する中、情報共有システムの稼働環境にパブリッククラウドを活用したいというニーズが、大手企業においても高まっており、緊急時の事業継続性を高める目的で、パブリッククラウドの利用を検討する企業が増えています。そこでアリエルは、パブリッククラウド環境上で稼働する情報共有システムの実用化に向けた研究開発ならびに稼働検証を進め、このたび、世界的にも大規模なクラウド基盤であるAmazonEC2上での運用に対応し、オンプレミスで稼働させる場合と同等のスピード、運用の安定性を実現しました。これにより、ハードウェアやネットワークなどのインフラの構築コストや、機器のメンテナンス、OS等の更新といった運用コストの大幅な削減を可能にしました。また、スケールアウトを容易にし、本社での利用からグループ会社への展開など、ロードマップに合わせた、迅速な情報共有システムの拡張を可能にしました。
■□ クラウドやオンプレミスから、目的に応じて稼働環境を選択可能
このたびの対応により、オンプレミスやプライベートクラウド、パブリッククラウドといった選択肢から、アリエル・エンタープライズの稼働環境を目的に応じて自由にお選びいただくことが可能になりました。たとえば、ビジネスアプリケーションの開発環境・テスト環境のように利用が一時的であるものについてはパブリッククラウドを利用し、システムの実運用環境のように永続的に利用するものは、オンプレミスで構築するというような運用の組合せをユーザー企業が自由に選択し、実現することができます。
今後もアリエルは、ITトレンドやテクノロジーの変化に対応できる高度なビジネスソリューションを提供し、大規模組織の情報共有をサポートしてまいります。
以上
■ ArielAirOne(R) Enterpriseとは
アリエル・エンタープライズは、標準アプリケーションであるグループウェア・企業情報ポータル(EIP)の提供と、事業やビジネスモデルに応じた企業独自のビジネスアプリケーション開発を可能とすることで、拡張性・柔軟性の高い情報共有環境の構築とともに、大規模な組織内で扱われる様々な情報のシームレスなデータ連携と高度なセキュリティによる集中的な管理を実現するWeb型コラボレーションウェアである。集約された情報を組織や部門のみならず個人に最適化して表示することで、情報へのアクセスを容易にし、ビジネス活動に結びつけるための行動支援と業務効率の大幅な向上を実現する。
http://www.ariel-networks.com/enterprise/
■ アリエル・ネットワーク株式会社について
2001年4月11日設立。グリッドなどの分散コンピューティング技術に着眼、分散コンピューティング環境開発基盤を自社開発するとともに、大規模組織向けWebコラボレーションウェアを開発・販売。大手企業・官公庁・教育機関などのワークスタイル変革・コラボレーション促進・コミュニケーションの改善・ビジネス力の向上に貢献している。