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日立ソリューションズ、PCの設定情報とデータだけサーバーで集中管理する製品

2011年5月11日
株式会社日立ソリューションズ

PCの設定情報とデータだけをサーバーで集中管理するクライアント形態の製品を販売開始
内部からの情報漏えい防止やBCPのデータ保全に活用

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、ユーグリッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:池田 実/以下、ユーグリッド)と販売代理店契約を締結し、クライアントPCのユーザープロファイル(ユーザー設定情報)とデータだけをファイルサーバー上で集中管理できるユーグリッドの新製品「EUGRID PLATFORM Client Edition」の販売を5月12日から開始します。

 クライアント端末は、使用するアプリケーションやデータをクライアント側で備えるFATクライアントと、アプリケーションやデータは全てサーバー側に置いて、クライアント側には必要最小限の機能しか持たないシンクライアントに区別されてきました。また、昨今のシンクライアントは、サーバー上にクライアントPCを仮想マシンとして置くデスクトップ仮想化方式が主流となってきています。

 今回販売を開始する「EUGRID PLATFORM Client Edition」は、FATクライアントとシンクライアントの中間に位置し、ユーザー設定情報とデータだけをサーバー側で集中管理するマネージドクライアントという第3のクライアント利用形態の代表的な製品です。このマネージドクライアントは、これまでのシンクライアントの仮想化の対象がデスクトップ全体だったのに対し、ユーザー設定情報とデータだけに限定することで、サーバー等のシステム基盤をシンプルにでき、既存PCをクライアント端末として活用できるため、初期導入や運用管理にかかる費用を削減できます。

 日立ソリューションズは、「EUGRID PLATFORM Client Edition」を内部からの情報漏えい防止や、事業継続計画(BCP)などで必要とされるデータ保全を実現するためのクライアント端末のラインナップに追加します。これにより、これまで培ってきたシステム構築技術やネットワークセキュリティの知識などを生かし、お客様に最適なマネージドクライアント利用環境と、ネットワークやサーバー、ストレージを含むシステム基盤全体を安心して利用できるトータルシステムを提供していきます。

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2011/5/12 16:43