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塩野義製薬が国内グループ全社に「Kaspersky Work Space Security」を導入

2011年1月18日
株式会社Kaspersky Labs Japan

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塩野義製薬が国内グループ全社に
「KasperskyWork Space Security」を導入

~リソース消費を最適化したスキャンエンジンでPCの性能負荷を軽減、
システム管理性の向上で統一したセキュリティ環境を実現~

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情報セキュリティソリューションを提供する株式会社 Kaspersky Labs Japan (東京都千代田区、代表取締役社長川合林太郎、以下、カスペルスキー) は、本日、老舗製薬メーカー、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下、塩野義製薬)に「KasperskyWork Space Security」が導入されたことを発表しました。

「シオノギ」ブランドで知られる塩野義製薬は、創薬研究開発型企業として10年後、連結売上高6,000億円、営業利益率25%以上、海外売上比率50%以上を目指して、2010年度から第3次中期経営計画(5カ年計画)を推進しています。そこでは、戦略的新薬による着実な成長、新たな成長ドライバーとしての新薬開発、重点疾患領域への経営資源の集中投資という3つの基本戦略で臨んでいます。この塩野義製薬のITによる事業基盤強化、さらにはプロセスイノベーションを支援している部門が、グループ子会社であるシオノギ総合サービス株式会社です。

塩野義製薬では2006年からシオノギグループ全体のクライアントPCを一括調達するPCLCM(PCライフサイクルマネジメント)を実施、2010年4月稼動に向けた更改を機に、国内グループ全社6,000台のPCのセキュリティ対策として「Kaspersky Work Space Security」を採用しました。

「Kaspersky Work Space Security」は、「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation」「Kaspersky Anti-Virus for Linux Workstation」「Kaspersky Administration Kit」の3つのアプリケーションで構成された製品です。ウイルスやスパイウェア、ハッカー攻撃、迷惑メールなど、あらゆるマルウエアの脅威からノートパソコンを含むオフィスのワークステーションを保護します。SOHOや小規模なオフィスの立ち上げ、またはワークグループにおける増員など、さまざまなビジネスシーンにおけるワークステーションの保護に最適な製品です。付属のAdministration Kitを使用することにより、管理者によるリモートでのインストールやアップデートなどが行えます。

2006年4月のPCLCM第1期で採用したウイルス対策ソフトは、2年を経過した辺りから数々の課題を抱えていました。新たなクライアント用ウイルス対策ソフトを選定するに当たり、塩野義製薬では主に1.機能要件、2.パフォーマンス要件、3.システム管理要件などを挙げ、評価テストを実施した結果、総合的に最も評価の高いツールだったとして採用に至ったのが、「Kaspersky Work Space Security」です。「以前のウイルス対策ソフトを選定する際は最新のツールを導入したつもりでしたが、定義ファイルが大きくなったこともあり、PC起動時や定義ファイル更新時のレスポンスが極端に悪化して業務に支障を来すようになりました。また、定義ファイル更新時にPCが数十秒フリーズするということも頻繁におきていました」。情報マネジメント本部情報戦略企画事業部課長補佐 森川 昭二氏は、従来のウイルス対策ソフトに関する課題をこう指摘、新たなウイルス対策ソフト採用を決めました。

情報マネジメント本部情報技術統括事業部 脇坂 哲也氏は選定した理由を次のように述べています。「ウイルス対策に加えて、スパイウェア対策を考えていました。当初はWindows Defenderを組み合わせて、コストをかけずに同対策を実現しようと提案しましたが、エンドユーザーからクライアントPCセキュリティティツールで実現してほしいという強い要望がありました。当時利用していた他社製品は上位20種のスパイウェアは検知するものの、それ以外は別のツールで対策してほしいというものでした。それに対してKaspersky Work Space Securityは、スパイウェア対策も含めたトータルセキュリティ管理が可能でした。また、リプレース前のシングルコア、搭載メモリ512MBというハードウェアスペックで検証したときに、最もパフォーマンスに影響を与えないのがKaspersky Work Space Securityでした」。

リプレースによってハードウェアスペックが上がったこともありますが、Kaspersky Work Space Securityの新しいアンチウイルスエンジンがリソース消費を最適化し、PC起動時間の短縮や定義ファイル更新時のパフォーマンス劣化がなくなり、エンドユーザーからの苦情もまったくなくなりました。一方、システム管理性が向上したことにより、運用管理担当者の負担が減るとともに、運用管理レベルが確実に向上しています。また、ウイルスやスパイウェアを検知して管理者側にアラートが上がった際に、従来はエンドユーザーに連絡してウイルススキャンを実施してもらっていましたが、現在は管理センター側で直接できるようになったため、エンドユーザーの負担もなくなりました。

情報マネジメント本部情報戦略企画事業部事業部長 多賀 健二氏は、「セキュリティ対策の基本であるウイルス、スパイウェア対策がカスペルスキーのツールで実現できました。今後はその効果を活かすために、エンドユーザーのセキュリティ教育を徹底していくことが重要と考えています」と語り、ユーザーのセキュリティ意識を高め、ルールの運用を確かなものにすることによって、さらなるセキュリティレベルの向上を目指しています。

【塩野義製薬について】http://www.shionogi.co.jp
塩野義製薬は、「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」という基本方針のもと、創薬研究開発型企業として、世界中の患者さまやご家族の方々のQOL向上を実現するために、より一層満足度の高い医薬品をお届けすることをミッションとして、医療用医薬品を中心に、OTC医薬品や体外診断用医薬品の研究開発、製造、販売活動を行っています。第3次中期経営計画(2010年4月~2015年3月)におきましては、「SONG for the Real Growth」のスローガンのもと、グローバルな本格的成長を目指してグループ一丸となって邁進してまいります。

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab はウイルス、スパイウェア、クライムウェア、ハッカーによる攻撃、フィッシング詐欺、スパムといった IT 上の脅威に対抗して、世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供しています。また、個人および法人のお客様を対象とした各種製品において、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。Kaspersky Lab の技術は業界を代表する IT セキュリティソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、IT セキュリティに関する最新情報をhttp://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。

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2011/1/18 17:35