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マカフィー、次世代セキュリティソリューション構想を発表

※ 当資料は米国にて10月12日に発表されたプレスリリースの抄訳です

Press Release

マカフィー株式会社
2010年10月12日

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マカフィー、次世代セキュリティソリューション構想を発表

~ITのコンシューマ化、配備の仮想化、Web 2.0の脅威、企業内でのモビリティ拡大を受け、
「セキュリティ コネクテッド イニシアティブ」を策定~

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セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニー、McAfee, Inc.(NYSE: MFE、以下、マカフィー)は、セキュリティ対策を統合した新プラットフォームで、パートナー、開発者、ユーザーがより効果的かつ持続的にセキュリティを確保できるようにする「Security Connected Initiative」(セキュリティ コネクテッド イニシアティブ)を、本日発表しました。合わせて、セキュリティ コネクテッドイニシアティブの第1弾として、新たなセキュリティプラットフォームMcAfee Endpoint Security (マカフィー エンドポイント セキュリティ)とMcAfee Security Management (マカフィー セキュリティ マネジメント)を発表しました。

脅威の高度化および複雑化が強まる中、新たな脅威が登場するたびに新しいセキュリティ製品を追加するという従来型の対策では、企業のセキュリティは確保できなくなっています。この度リリースする新プラットフォームでは、モバイルとエンドポイントセキュリティ、エンドポイントとネットワークセキュリティ、ネットワークとコンテンツセキュリティ、コンテンツセキュリティとクラウドを関連づけており、ユーザー企業はセキュリティ対策を統合することで、より迅速なセキュリティ配備が可能になります。また、関連づけられた包括的な情報を提供することで、企業は大幅なリスク軽減とコンプライアンス遵守が可能になり、業務の効率化を実現できます。

多くの場合企業内では、モバイル機器、PC、タブレットからミッションクリティカルなネットワーク、サーバー、ホスト型アプリケーション、クラウドサービス、仮想マシン、データベースまで、何十、何百ものテクノロジや管理体制が存在し、それぞれ関連せず異なったセキュリティ対策が実施されています。

多くの企業では、セキュリティに相互関係や統合がないため、セキュリティ管理と維持に多額の費用がかかっており、結果的に柔軟性に欠け、効果のない状態になっています。今日の企業が求めているものは単なるセキュリティではなく、脅威や脆弱性のグローバルな観点と対策を提供する、統合的なインテリジェントセキュリティといえます。企業セキュリティは、コンポーネントの保護から既に脱却しており、企業セキュリティ全体の把握と評価にその本質は移行しています。

マカフィーは、これまでビジネスを抑制する要素と考えられてきたセキュリティを、ビジネスを成功に導く要素のひとつに変えていきます。セキュリティ コネクテッドイニシアティブの原則と構想を企業セキュリティに適用することで、企業のIT専門家はより自信を持って、新しいアプリケーションや方法を取り入れることが可能になります。

セキュリティ コネクテッド イニシアティブにおけるコンポーネントは以下の通りです。
・Global Threat Intelligence(グローバル スレット インテリジェンス):
脅威の予測解析、レピュテーションスコアリング情報、クラウド配信など、セキュリティ・テクノロジを強化する詳細な情報を提供する、クラウドベースの圧倒的な脅威研究とコンテンツ機能を搭載

・幅広い対策:
アプライアンス、SaaS(Security-as-a-Service)、ハイブリッド配信モデルから選べる、PC、Mac、スマートフォン、タブレット、ストレージ、組み込みデバイス、シリコンチップ、ネットワークゲートウェイ、データセンター、Webゲートウェイ、メールセキュリティ、コンテンツなどの統合セキュリティを実現

・Intelligent Security Management Platform(インテリジェント セキュリティ マネジメント プラットフォーム):
異なるソリューションを統合し、シンプルなレポーティングダッシュボードから、合理的で詳しく、拡張性があり、状況認識に基づくセキュリティインターフェイスへと拡張

・プロアクティブに脆弱性を発見:
ポリシーやイベントに基づいて、脅威を予測できるプロアクティブなセキュリティを構築

・パートナーエコシステム:
ユーザーが、マカフィーとエコシステムパートナーの最新テクノロジをフルに活用できるよう、パートナーのオープンなエコシステムからサービスを提供

マカフィーの最高技術責任者、ジョージ・カーツ(George Kurtz)は次のように述べています。
「統一性に欠けるポイント製品では、企業セキュリティの役に立ちません。セキュリティは今や、企業にとって不可欠かつ戦略的なものになっています。セキュリティは、各々を連結して関連づけ、情報を共有し、一元管理する必要があります。また、品質を犠牲にせず、最善のものでなければなりません。IT部門は自信を持って、いつでも、どのデバイスでも、どこからでも、データやアプリケーションを取り入れていかなければなりません。」

マカフィーは、今日のビジネス変化を受け、単なるコンポーネントの保護から、より総合的なセキュリティの把握と評価に移行する必要があると考えています。セキュリティのニーズは大きく変化しており、現在は、より関連づけられたアプローチが必要です。この要件に対処するため、マカフィーは、セキュリティ コネクテッド イニシアティブとイニシアティブを推進する2つの新しいプラットフォーム「McAfee Endpoint Security」と「McAfee Security Management」を発表しました。

【McAfee Endpoint Securityについて】
デスクトップ、サーバー、仮想マシン、モバイルデバイス、組み込みデバイスなど、あらゆる機器をいつでも、どこでも防護します。マカフィーは、新しい統合エンドポイントセキュリティプラットフォームにより、従来のエンドポイントから新しいエンドポイントまで、全てのエンドポイントでセキュリティ コネクテッド イニシアティブを実現し、複雑化するIT環境に企業が対応できるよう支援します。

【McAfee Security Managementについて】
プロアクティブなリスクマネジメント、業務との統合、協調的なセキュリティ対策を実現する、新しい包括的な一元管理プラットフォームです。複数のセキュリティレイヤー、ベンダー、製品、ソリューションで完全なリスクプロファイルを提供することで、大幅なセキュリティ体制の強化、業務コストの削減、セキュリティ コネクテッド イニシアティブへのアプローチを実現し、脅威状況の理解とビジネスリスクの管理に貢献します。
セキュリティ コネクテッド イニシアティブについて詳細は、下記ページをご覧ください。(英語のみ)
http://www.mcafee.com/securityconnected

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2010/10/12 17:37