富士通エフサス、プライベートクラウドの一括管理をBMC Softwareで実現
報道関係者各位
BMCソフトウェア株式会社
富士通エフサス、プライベートクラウドの一括管理をBMC Softwareで実現
プライベートクラウドに移行した全社規模のサーバをわずか3名で効率的に管理
サーバの払い出しをシステム上で5営業日から1営業日に短縮
BMCソフトウェア株式会社（本社：東京都中野区、以下、BMC NASDAQ：BMC）は、ITインフラ・サービスのリーディングカンパニーの株式会社富士通エフサス（本社：神奈川県川崎市、以下、富士通エフサス）が自社の全国各拠点に分散したサーバ環境をプライベートクラウドへ集約し、BMC BladeLogic Automation Suiteを利用して効率的な管理を実現したことを発表します。
富士通エフサスは、全国約160の事業所に約5500名のサービスアカウントエンジニアを展開し、各事業所において部門最適によりシステムを導入、運用および、管理をしてきました。そのため、サーバ環境が各拠点に分散化し、全社的なITインフラ管理が煩雑になる課題となり、それに伴う各拠点のシステム管理者の作業負担も大きくなっていました。 また、拠点ごとにシステムの運用管理レベルが異なっていたことから、IT統制が効きにくい状況になっていました。
こうした課題を解決するため富士通エフサスでは、全国に分散したサーバ環境を東西2拠点に集約し、プライベートクラウドの構築を決定。各拠点に分散したサーバを東西2拠点に集約することで、各拠点の管理者の作業負担が軽減されました。しかし、集約された沢山のサーバを本社の管理者による一括管理が必要となり、作業負荷の増加が新たな課題となりました。この課題を解決すべく、富士通エフサスはBMCのパートナー富士通 株式会社（以下、富士通）に、実行可能な解決策のアドバイスを求めました。
今回、富士通エフサスが導入を決定した BMC BladeLogic Automation Suiteは、データセンターにサーバ環境の構築、アプリケーションパッチの配布および設定など、サーバ環境のライフサイクル全体の管理を自動化するための統合管理プラットフォームです。自動化によるオペレーションミスの低減やルーチンワークの時間短縮など、サーバ管理の作業工数を大幅に削減することが可能です。
富士通エフサスはBMC BladeLogic Automation Suiteの導入により、仮想サーバの払い出し作業の大幅な効率化を実現。富士通エフサスのビジネスマネジメント本部 CIT統括部 システム開発部の高橋明子氏は「以前は、サーバの払い出し作業がすべて手作業だったので、受付から払い出しまでに5営業日かかっていました。しかし自動化により、システム上は1営業日で払い出すことが可能になりました。実際には承認などの管理作業があるのですが、それを除けば数十分で処理は完了します」と述べています。
富士通エフサスでは、BMC BladeLogic Automation Suiteを導入したことで、富士通エフサス全社で利用するプライベートクラウド環境を3名で管理できる仕組みを実現。同時に各拠点のシステム管理者は、ITインフラ管理における作業負荷を大幅に軽減することが可能になり、ほかの重要なプロジェクトに携われるようになりました。また、BMC BladeLogic Automation Suiteでシステムの一元管理が可能なことから、IT統制が確立され、システムの管理レベルやセキュリティレベルの統一と強化、IT環境全域のプロセス標準化にも成功しました。
BMC BladeLogic Automation Suiteに対する今後の期待について富士通エフサスのビジネスマネジメント本部 CIT統括部 システム運用部の岡本寛氏は次のように述べています。「まだ利用していない沢山の機能がたくさんあり、それらを今後、実装していく計画です。自社ITインフラで成功をもたらしたBMC BladeLogic Automation Suiteには、今後も弊社のビジネス展開において大きな期待を寄せています」。
今回発表をした成功事例の全文は以下のリンクから入手可能です。
< http://documents.bmc.com/products/documents/97/53/249753/249753.pdf >
【 BMC Softwareについて 】
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