SAPジャパン、シングルサインオンを実現するSAP NetWeaver Single Sign-Onの提供開始を発表
SAPジャパン株式会社
SAPジャパン、シングルサインオンを実現する
SAP NetWeaver(R) Single Sign-Onの提供開始を発表
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ)は、アプリケーション間にあるお客様データのセキュリティを向上するアプリケーションであるSAP NetWeaver(R) Single Sign-On(エスエーピー・ネットウィーバー・シングル・サインオン)を本日から提供開始することを発表しました。本アプリケーションは2011年2月にSAPがSECUDE社から獲得した製品をベースに開発されたものです。
複数のシステムを使っている場合、一つのシステムから違うシステムを利用する時にその都度違う認証情報の入力が求められます。このためパスワードが単純化したり同じパスワードを使い回すこととなり、システム環境の安全性が低下してしまうことになります。SAP NetWeaver Single Sign-Onは、強力な通信暗号化とともにSAPおよびSAP以外のシステムへのシングルサインオン機能を提供することでこうしたリスクに対応します。本アプリケーションは、SAPのユーザーが一つのセキュアなユーザーネームとパスワードを入力するだけで複数のSAPアプリケーションへのアクセスを可能にし、またスマートカードを含むサードパーティー企業が提供する認証式やSAML(セキュリティ・アサーション・マークアップ言語)や証明書といったオープンスタンダードをベースにしたwebアプリケーションへのシングルサインオン機能もサポートしています。このような標準機能は、サードパーティー企業が提供するソフトウェアとの統合や企業間を跨ったシナリオのセットアップを実現します。
SAP AGでシニアバイスプレジデント兼SAP NetWeaver製品の担当をしているSanjay Chilkarmaneは次のように述べています。「SAPは引き続きSAP NetWeaverの操作性を改善していきます。すでにSAP社内ではこのテクノロジーを数年間つかっており、直感的でITセキュリティシステムの重要な要素であることが証明されています。今回追加してセキュリティ製品をSAP NetWeaverをお使いのお客様に提供することで、システムの安全性を確実にすることができます。」
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国170,000社以上(Sybase買収による顧客企業含む)の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
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