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F5、CTCのプライベートクラウドソリューション「VM Pool」に仮想アプライアンスのBIG-IP LTM Virtual Editionを提供

ニュースリリース

2010年8月26日
F5ネットワークスジャパン株式会社

F5ネットワークス、伊藤忠テクノソリューションズのプライベート
クラウドソリューション「VM Pool」に仮想アプライアンスの
BIG-IP LTM Virtual Editionを提供
仮想化環境に対応した柔軟かつ俊敏な負荷分散環境の構築を実現

F5ネットワークスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長崎 忠雄、以下F5)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)が提供するプライベートクラウドソリューション「VM Pool」にBIG-IP(R) Local Traffic Manager(TM) Virtual Edition (以下、BIG-IP LTM VE)が採用されたことを発表します。

VM Poolは仮想化ソフトを使い、ブレードサーバと共用ストレージと合わせ、仮想化統合インフラを提供するCTCのプライベートクラウドソリューションです。この度、F5(R)のBIG-IP LTM VEは、仮想化基盤上で負荷分散機能を実現する製品としてCTCに採用されました。 VM PoolにおけるBIG-IP LTM VEの採用により、CTCは、F5のソリューションパートナープログラムに加盟し、今後両社での協業をより一層強化していきます。

F5のBIG-IP LTM VEは、ハードウェア製品であるBIG-IP Local Traffic Manager(以下、BIG-IP LTM)の仮想アプライアンス製品です。BIG-IP LTM VEは、ハードウェアであるBIG-IP LTMが提供するアプリケーション配信を最適化する多くの機能性や運用の容易性を損なうことなく、仮想化環境においてサーバリソースと一体的に低コストで利用するために最適化されたハイパーバイザー上で稼動します。

ハードウェア製品であるBIG-IP LTMは、日本国内での導入台数が2万台を上回り、多くのお客様に利用されています。システムの構築担当者や運用管理担当者は、これまでのBIG-IP LTMの構築、運用ノウハウを活かし、ハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンスであるBIG-IP LTM VEを使用して、サービス利用者に、短期間で負荷分散機能を提供できるようになります。また、大量のトラフィック処理やSSL暗復号化処理が要求されるシステムに最適なハードウェア製品のBIG-IP LTMと設定情報の互換性があるため、BIG-IP LTM VEをアプリケーションの開発、検証環境で利用し、実環境での導入時はハードウェア製品を導入するなどの柔軟な使い分けも可能になります。F5では今後もシステムインテグレータやクラウド事業者と緊密に連携し、付加価値の高いクラウド基盤の構築を支援していきます。

VM PoolにおけるF5 BIG-IP LTM VEの連携については、下記URLをご参照ください。
http://www.f5networks.co.jp/ctc/vmpool.html

藤岡 良樹氏(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社ITエンジニアリング室長のコメント)
「伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、この度プライベートクラウド環境向け仮想化統合インフラ「VM Pool(ヴイエム・プール)」シリーズに新たに、F5ネットワーク社のBIG-IP LTM Virtual Editionによる仮想サーバの負荷分散機能をラインナップとして加えました。この機能追加により、負荷分散対象となるWebサーバ等の追加に応じて、俊敏に負荷分散機能のデプロイメントが可能になります。CTCはF5ネットワークス社と今後も密接に連携して、お客様のビジネスを支援するクラウドソリューションを提供して
まいります。」

■VM Poolについて

VM Poolは標準基本設計に基づいた検証済みの状態での提供、および、各種テンプレートの利用で短期間での提供を実現しています。VM Poolは、2007年12月より販売を開始し100件を超える豊富な実績があります。また、関連サービスとして、プライベートクラウド実現の構想立案を行うコンサルティングサービス「SOIDEAL」や複雑なプライベートクラウド環境における運用課題を解決する「リモート運用サービスRePlavail」等があります。
VM Poolについては、詳しくは以下のURLをご参照ください。
http://www.f5networks.co.jp/ctc/vmpool.html

■BIG-IP LTM Virtual Editionについて

BIG-IP LTM Virtual Edition(以下、BIG-IP LTM VE)は、サーバ仮想化環境でも俊敏に負荷分散機能を提供可能な仮想アプライアンス版のBIG-IP LTMです。アプリケーションを理解したインテリジェントな機能により、より安全に、より高速に、より安定してアプリケーションを配信するだけでなく、拡張性や管理の容易さも提供し、アプリケーション導入を成功に導きます。BIG-IP LTM VEには商用版と非商用版であるラボ版、トライアル版の3種類があります。商用版には最大1ギガビット/秒のスループットが提供されます。
ラボ版はBIG-IP LTMを使った詳細な検証を実現し、アプリケーション開発、検証、品質保証、その他の本番前のシナリオを実行するのに最適です。BIG-IP LTM VEについての詳細は、以下のURLをご参照ください。
http://www.f5networks.co.jp/shared/pdf/BIG-IP_VE_datasheet.pdf

■F5ネットワークスについて

米国ワシントン州シアトルに本拠を置くF5ネットワークスは、Application Delivery Networking(ADN)の分野におけるグローバルリーダーです。ネットワーク上で動くすべてのアプリケーションに対し、「安全性」「高速化」「安定感」をお届けします。ネットワークにインテリジェンスや管理性を持たせ、アプリケーションの負荷を下げることで、リソース消費量を抑えながら、アプリケーションの高速化を実現します。F5の拡張性に富んだアーキテクチャは、アプリケーションおよびネットワークの保護、アプリケーションの最適化や高い信頼性、そのすべてを1台の共有プラットフォーム上に統合します。世界16,000社以上の企業やサービスプロバイダが、アプリケーションの可用性を高めるF5に信頼を寄せています。F5に関する詳細は、www.f5.comをご覧ください。

F5ネットワークスジャパン株式会社は、2000年の設立以来、日本市場での販売、サポート、コンサルティングおよびトレーニングなどのサービスを、ビジネスパートナー様を通じ展開しています。国内3,000社を超えるお客様が、F5の提供するアプリケーション・デリバリ・ネットワーキング・ソリューションを活用されています。
F5ネットワークスジャパンに関する詳細は、www.f5networks.co.jpをご覧ください。

※文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

■将来性に関する声明

当プレスリリースには、今後の見通しや将来の売上及び利益目標を含む記述がありますが、それらは全て将来に関する意見であり、過去の事実に基づくものではありません。このような将来に関する意見は、既知や未知のリスク、不確実性、その他の要因により、会社の業績や業界の動きなど、実際の結果が将来性に関する意見の中で表明された明示的・黙示的内容と異なる場合があることをご承知ください。
ビジネス及び業績に影響を与えるリスク要因に関する詳細な情報は、アニュアルレポートやSEC提出の公開資料をご覧ください。

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2010/8/26 13:59