ニュース

大塚商会、セキュリティ機器の適切な運用を支援する「たよれーる EasySOC for FortiGate」

 株式会社大塚商会は31日、サイバー攻撃の検出と分析、対応策のアドバイスを行うセキュリティオペレーションセンター(Security Operation Center:SOC)サービスのラインアップに、「たよれーる EasySOC for FortiGate」を追加すると発表した。7月1日より提供開始する。

 「たよれーる EasySOC for FortiGate」は、インターネットの脅威に対応するためのセキュリティ分析サービス。UTM(統合脅威管理)アプライアンスとして高いシェアを持つフォーティネットの「FortiGate」を対象とし、クライアント台数50台規模の中堅・中小企業向けに提供する。

 具体的には、設置されたFortiGateのログを収集し、重要度の高い事象が発生した可能性があるとSOCが判断した場合には、通知メールをユーザー企業に送信するほか、収集したログは月次で分析し、レポートとして提供する。FortiGateで検知したセキュリティインシデントの概況、詳細を可視化しているため、セキュリティ設定の適切な見直しも可能。また、通知メールや月次レポートに対する電話窓口も設けており、電話によるサポートを提供するとのこと。

 さらに管理者のいない企業向けには、設定変更などのオンサイト対応サービスなどの有償オプションを用意しており、企業におけるファイアウォール機器の適切な運用を支援するとしている。

 価格(税別)は月額5000円で、3万円の初期費用が別途必要。大塚商会では、初年度に1300件の販売を目標としている。

石井 一志