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Dell、シンクライアントと仮想デスクトップ向け保護ソリューションを発表

 米Dellは、企業・組織のWindowsベースのシンクライアントと仮想デスクトップ向けに、エンドポイントからデータセンターまでを網羅する新たなセキュリティソリューション「Dell Data Protection | Threat Defense」と「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」を発表した。

 「Dell Data Protection| Threat Defense」は、Windowsベースのシンクライアント向けに高度な脅威防御を提供。「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」は、Windowsベースの仮想デスクトップ対応の高度な脅威防御および認証、ファイルレベルの暗号化機能を提供する。

 両製品はいずれも、機械学習と人工知能に基づく最新の高度脅威防御技術を特徴とし、実行前にファイルを解析し、安全性を判別する。定義ファイルのアップデートに頼らず、ランサムウェアやゼロデイ攻撃をはじめとする最新のマルウェアに対し、従来のアンチウイルスソリューションと比較し優れた効力を発揮する。

 また、両製品とも、デルとサードパーティーすべてのシステムに導入が可能で、「Dell Data Protection | Threat Defense」は、Wyse Windowsベースのシンクライアントとバンドルで提供されるほか、他の互換ベンダーのWindowsシンクライアント、デルおよびデル以外のPCを導入している組織でも利用できる。

 製品は、WindowsベースのシンクライアントおよびWindows仮想デスクトップ対応版を、2016年7月から提供開始の予定。

三柳 英樹