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OSSコンソーシアム、「opensource COBOL」の新バージョンをリリース

 OSSコンソーシアムは12日、オープンソースソフトウェア(OSS)のCOBOLコンパイラ「opensource COBOL」の新バージョン(v1.5.0J)をリリースした。

 OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会では、OSSのCOBOLコンパイラ「OpenCOBOL」を、日本特有のビジネス環境に即したカスタマイズ、メンテナンスを実施するため、「opensource COBOL」としてリリースしている。

 今回は、業務ノウハウが蓄積されている既存のCOBOL資産を有効に活用できるように拡張した新バージョンをリリース。これにより、基幹システムなどビジネスへの活用を積極的に促進していきたいとしている。

 カスタマイズ内容としては、opensource COBOL(COBOLコンパイラ)のほか、C$CALLEDBY関数、C$LIST-DIRECTORY関数の追加、CANCEL ALL命令のサポート、各種バグフィックスなどを挙げている。

三柳 英樹