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KS-SOL、ハイブリッドクラウド基盤を活用し業界特化型ERP「Infor M3」を提供

 関電システムソリューションズ株式会社(以下、KS-SOL)は25日、インフォアジャパン株式会社(以下、インフォア)の業界特化型ERPソリューション「Infor M3」を、西日本地域で初めて提供開始すると発表した。自社のデータセンターとMicrosoft Azureを組み合わせたハイブリッドクラウドを基盤として活用し、柔軟性と拡張性を備えたグローバル対応ERPソリューションを提供するとした。

 Infor M3は、ファッション・食品・設備機器業界などの特定業界に特化したERPソリューション。製品ライフサイクルや調達、生産、受注、サプライチェーンマネジメント、会計まで、各業界のグローバル企業が必要とする主要機能を標準で備え、グローバルでは1700社を超える導入実績を持つという。

 また、ファッション業界におけるフットウェアやアクセサリー、テキスタイル、食品業界における畜産や水産、生鮮といった特定分野専門の機能も網羅しており、変化が激しいこれらの業界のニーズに対応できる柔軟性の高さが特徴とのこと。

 なおKS-SOLは、長年にわたってさまざまな企業のシステム開発、構築、運用・保守にかかわってきた実績を生かし、首都圏・関西圏のアパレル製造・卸業、機械器具製造業を中心に、Infor M3の導入前コンサルティングから、ライセンス販売、構築支援、運用・保守までの一貫したサービスを提供する考え。

 展開にあたっては、インフォアと共同マーケティングを行い、3年間で中堅規模以上の企業10社への導入を目指すとしている。

石井 一志