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日本ユニシス、データマイニング機能を追加したレポーティングツール「MartBrowser v3」

 日本ユニシス株式会社は7日、BIツール群「MartSolution」において、レポーティングツールの新版「MartBrowser v3」を提供すると発表した。

 「MartSolution」は、情報系システムを効率よく構築・運営するための支援ツール群。レポーティングツール「MartBrowser」を中核製品とし、自由検索ツール「MartBrowser AQ」、ポータルツール「MartPortal」、簡易エントリツール「MartEntry」などから構成されている。

 今回提供される「MartBrowser v3」、長年培った実績や経験をもとに、ユーザビリティーを改善させ、クロスブラウザ対応、データマイニング機能を追加といった強化が行われた。

 ユーザビリティーの改善では、UI/UX(視認性と操作性)の向上に加えて、検索レスポンスと開発効率の向上、管理機能の強化を実施。Webブラウザは従来、Internet Explorerのみの対応だったものを改め、Google Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edgeでも使えるようにしている。

 さらに、データマイニング機能の追加では、統計解析エンジン「MiningPro21」を組み込むことにより、予測・分類・相関といったデータマイニングが可能になっている。これにより、売上の変動要因を過去の実績データから推測することによる売上予測や、店舗や顧客の属性と商品売上の関係性を見つけ出すクラスタ分析などが可能とのこと。なおデータマイニング機能の利用には、「MartMining」オプションの購入が必要となる。

 「MartBrowser v3」と「MartMining」の価格は、各々1サーバーライセンス200万円(税別)から。

石井 一志