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IDCフロンティア、ゲーム用リアルタイム通信サーバーのクラウドパッケージ「Monobit Engine CloudPackage」

 株式会社IDCフロンティアは4日、クラウドサービス「IDCFクラウド」上で展開する「エコアライアンス」のパートナー企業である株式会社モノビットと協力して、リアルタイム通信サーバーのクラウドパッケージサービス「Monobit Engine CloudPackage」の提供を開始した。

 Monobit Engine CloudPackageは、ゲーム向け通信ミドルウェアの「Monobit Unity Networking」を、IDCFクラウド上のコミュニティテンプレートとして提供することで、ワンストップでマルチプレイのサーバー構築を行うことができるサービス。ゲーム開発者は、月額500円(税別)からリアルタイム通信サーバーを持つ事が可能となり、開発コストを大幅に削減できる。

 Monobit Engine CloudPackageは、ユーザーの用途に応じて「セルフクラウドプラン」と「フルマネージドクラウドプラン」の2つのプランが用意される。

 セルフクラウドプランのうち「500円いますぐサーバー構築プラン」は、月額500円(税別)でクラウドサーバー1台と「Monobit Unity Networking」のサーバーライセンスが利用でき、インディーズゲームに安価にマルチプレイを組み込むなどの利用シーンを想定している。商用タイトルなど、大規模なリアルタイム通信を必要とするゲームタイトル向けには、「大規模サーバー構築プラン」が用意される。

 フルマネージドクラウドプランは、株式会社ISAOとの協力により、セルフクラウドプランのサービス内容に、テスト&本番サーバーの無料構築や、運用開始後の24時間365日サーバー死活監視を加えたプラン。

三柳 英樹