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NECネクサ、標的型攻撃メール対策のeラーニング教材を発売

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は、最新の脅威に対応したeラーニング教材「標的型攻撃メール対策」の2016年版を4月1日に発売する。

 特定の組織や個人を狙う標的型攻撃メールは巧妙・悪質化しており、企業や組織・団体にとって大きな脅威となっているが、こうした標的型攻撃への対処には、メール受信者全員のセキュリティ知識と、不審メールを受信した場合の適切な対応スキルが求められる。発売する教材では、こうした標的型攻撃メールの基礎知識に加え、不審メール受信の疑似演習により個々人の対応スキル習得を支援する。

 教材は、すべてウェブブラウザー上で操作可能なため、受講者の自由なタイミングや場所で受講が可能。最新の標的型攻撃メールへの対策の学習が可能となる。

 また、教材はeラーニングの世界標準規格SCORMに対応しており、多様なeラーニングシステム(SCORM1.2形式対応)での利用が可能。企業側が受講履歴情報を取得できるため、個人別の受講状況の管理も行える。

 価格は、コンテンツ利用人数50名までで、月額26万円(税別)。動作には別途eラーニングシステムが必要で、eラーニングシステムと合わせた提供にも対応する。NECネクサでは、今後1年間で100社への販売を目指す。

三柳 英樹