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ユニアデックス、ネットワーク機器の保守サービス「サポートサービスプラス」

ネットワーク機器の構成情報保管を標準で提供

 ユニアデックス株式会社は24日、ネットワーク機器の保守サービス「サポートサービスプラス」を4月15日から提供開始すると発表した。顧客企業のネットワーク機器の構成情報を保管、更新、世代管理、廃棄まで一元管理し、円滑な障害復旧を支援するという。

 ネットワーク機器の障害復旧のためには、機器構成データ、システム構成図、パラメーターシートなど、ネットワーク機器の構成情報が不可欠な要素となる。ユニアデックスはこれまで、顧客の要望に応じ構成情報の保管を個別サービスとして提供していたが、今回提供する「サポートサービスプラス」では、ユニアデックスが保守を担当するベンダーの全てのネットワーク機器において、構成情報の保管を保守サービスの一つに組み込み、標準サービスとして提供する点が特徴となる。

 これにより、拠点数やネットワーク機器の台数が多い環境において、機器の構成管理にかかる顧客の負担を軽減できるほか、構成情報の世代管理により、設定変更時や過去の作業内容照会など、情報検索における作業負担も軽減されるとのこと。さらに、ネットワーク機器の障害連絡時や機器修復時に、都度、顧客から構成情報の提供を受ける必要もなくなる。

 加えて、ユニアデックスがネットワーク機器の構成情報を保管するため、ファイルを紛失、消失した場合も対応可能。ネットワーク構成情報の受け渡しは、専用保管システムでSSL暗号化して安全に行うほか、堅牢なデータセンターで保管するとした。

 なお、保守サービスの提供時間帯は10種類から選択できる。

石井 一志