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Winテクノロジ、Azure RMSの導入支援サービスを提供

 Winテクノロジ株式会社は18日、日本マイクロソフトの情報漏えい対策ソリューション「Azure Rights Management Service(RMS)」の導入支援を行う「Azure RMS ベーシック導入プラン」を発表した。同日より提供開始する。

 Azure RMSは、社外への漏えいが許されない重要なファイルやメールに対し、印刷禁止や転送不可などの制御をすることで、データを保護するソリューション。これを導入すると、クラウド上でユーザーが安全にファイルやメールを使用できるようになる。

 今回提供する「Azure RMS ベーシック導入プラン」は、Azure RMSのサービス導入をWinテクノロジがユーザー企業に代わって行うもの。Azure RMSを導入する際には、アクセス制限の対象となるコンテンツ、ユーザー、デバイスを確認し、企業の事情に応じたセキュリティ設計を行う必要があり、導入時の設計と検証作業に最も工数がかかるという。しかしこのサービスでは、Winテクノロジがユーザー企業にヒヤリングし、要件に応じた設計を代行することで、Azure RMSの構成・運用の検討から実装までを2カ間以内の短期間で実現するとした。

 価格は200万円(税別)。

 なお同社では、Azure RMSを含む「Enterprise Mobility Suite」の支援サービスを以前から提供してきたが、クラウド環境における情報漏えい対策のニーズが高まってきたことを受け、サービスメニューを刷新。「EMS トータル ベーシック導入プラン」「Microsoft Intune ベーシック導入プラン」とあわせ、3種類のサービスとして提供する。

石井 一志