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アドテック、クラウド監視型サイバー攻撃対策システム「ノースサイバーセキュリティ」販売開始

 株式会社アドテックは10日、株式会社ノースエナジーのクラウド監視型サイバー攻撃対策システム「ノースサイバーセキュリティ(NCS)」の取り扱いを開始した。

 NCSは、DDoS攻撃やブルートフォースアタックといった、サーバーに対して悪意を持った外部からの不正なアクセスや侵入を検知すると、そのアクセスを遮断するサービス。

 サーバーにエージェントプログラムをインストールする形のクラウド型サービス(SaaS型サービス)として提供されるため、顧客側での運用・保守管理作業は不要。Windows、Mac OS X、Linuxのほか、FreeBSD、Solarisなど各種OSに対応し、エージェントプログラムは容量が800KB程度と小さく、サービスを利用してもサーバーにかかる負荷は1%未満としている。

 DoS攻撃、DDoS攻撃、ブルートフォースアタック、ルートキット攻撃、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどの各種攻撃に対応。サイバー攻撃を防御した際には、攻撃から防御した日時、防御した攻撃の種別、攻撃元のIPアドレスなどを記載した「防御証明」をメールで送信する。

 サービスの価格は、初期費用が0円、ランニング費用が年額144万円(税別)。契約期間は1年間(最低利用期間)。

三柳 英樹