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アライドテレシス、ループガード機能対応のGbEレイヤ2スイッチ「AT-GS910」3モデル

 アライドテレシス株式会社は18日、電源内蔵型のGigabit Ethernet(GbE)スイッチ「AT-GS910シリーズ」を1月25日より出荷開始すると発表した。5ポートモデル「AT-GS910/5」、16ポートモデル「AT-GS910/16」、24ポートモデル「AT-GS910/24」をラインアップする。価格(税別)は1万1000円から。

24ポートモデルの「AT-GS910/24」

 「AT-GS910シリーズ」は、5~24ポートの1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tインターフェイスを備えたレイヤ2のGbEスイッチ。電源内蔵型で、動作時温度50℃に対応しており、高温環境下への設置が可能という。

 また、ファンレス設計で動作音が発生しない点もメリット。ネットワークのループを検出し、該当ポートの通信を遮断するループガード(LDF検出)に対応しながらも、従来より価格を抑えて提供するとした。

 このほか、EAPパケットを透過するEAP透過機能をサポートしているため、IEEE 802.1x認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末の間に同シリーズを設置しても正常に認証を行えるとのこと。BPDUも透過するので、スパニングツリーの段数制限の対象になることなく、スパニングツリー構成を拡張できるとしている。

 価格(税別)は、5ポートのAT-GS910/5が1万1000円、16ポートのAT-GS910/16が3万9000円、24ポートのAT-GS910/24が5万5000円。16ポート/24ポートモデルについては、割安なアカデミック製品も用意される。

石井 一志