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インテック、統合位置情報プラットフォーム「i-LOP」を2016年1月より開始

 株式会社インテックは、クラウド型の統合位置情報プラットフォームサービス「i-LOP(アイロップ)」を、2016年1月4日より提供開始すると発表した。2月に発表されてからパートナーと実証実験を行ったほか、βサービスを10月より提供していたが、この正規サービス版となる。

 「i-LOP」は、GPS、Wi-Fi、非可聴音(音波)、BLE(Bluetooth Low Energy)などの複数の位置測位技術を、スマートフォンやWebアプリケーションからシームレスに扱える、クラウド型の統合位置情報プラットフォームサービス。スマートフォン向け位置情報アプリケーション(iOS/Android)を開発・運用でき、位置情報を活用したさまざまなサービスの提供が可能になる。また、新しい測位技術が登場した場合、その対応はi-LOP側で行うため、サービス提供事業者側で個別に測位技術の対応をすることなく、情報サービスの開発を行える点もメリットという。

 なお、このサービスを利用すると、複数の測位デバイスを組み合わせて屋内外でシームレスな測位を行ったり、テーマパークや遊園地、動物園などのイラストマップに、自らの位置と第三者を含めた複数の正確な位置を表示したり、ジオフェンス機能やビーコン検知により来店客にクーポンを配信したり、といったことが可能になる。

 価格は、初期登録料が10万円、月次利用料が1IDあたり50円から。

石井 一志