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ラック、中高生のIT技術者を支援する“すごうで2016”の募集を開始

 株式会社ラックは24日、卓越したIT技術を持った若者を支援する「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム“すごうで”」の2016年度の募集を開始した。応募は2016年2月29日(当日消印有効)まで受け付け、選考により最も優れた個人またはグループに、年間100万円相当の活動支援を実施する。

 2013年度にスタートした“すごうで”は、IT技術を活用して実現させたい夢がある「エンジニアの卵」を発掘し、そのチャレンジを資金と技術の両面から支援することで、次世代を担う人材に成長してもらうことを狙いとしているプログラム。ラスベガスで開かれた国際的な情報セキュリティ競技大会に挑戦する若者や、米国の教育現場でのIT利用状況や最先端のIT企業の現状を学びたい若者を支援するなど、ITを活用した取り組みであれば内容は問わず、ソフトウェア開発からハードウェア開発、イベント企画などいかなる企画であっても対象となる。

 応募資格は、1)IT技術(システム構築技術、プログラミング技術、ハッキング技術、アルゴリズム、ITを活用した卓越したアイディアなど)を有し、応募時点で中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、特別支援学校に在学する個人、2)前項に該当する個人が過半数を占めるグループ――のいずれかに該当すること。

 応募の中から最も優秀と認められる1件(個人またはグループ)を選定し、提出された活動計画に沿って2016年4月1日から2017年1月31日までの間に、ハードウェアおよびソフトウェア購入費用の提供、国内・海外で行われる競技会への旅費の提供、書籍などの購入費用の提供、トレーニングの受講費用の提供、目標実現に向け、協力できる人や企業の紹介、その他目標の実現に必要な支援など、総額100万円相当を上限とする支援を行う。

三柳 英樹