大塚商会、セキュリティアプライアンス「Cyber Cleaner LE」販売開始

　株式会社大塚商会は9日、セキュリティアプライアンス製品「Cyber Cleaner LE」の販売を開始した。

　「Cyber Cleaner LE」は、ルーターやファイアウォールの外側に設置し、インターネットからの攻撃や、内部からインターネットへの不正な通信をブロックするセキュリティフィルター製品。標的型攻撃による情報流出対策や、公開サーバーへのDDoS攻撃などに効果を発揮する。

　標的型攻撃については、日本国内で受けている攻撃をリアルタイムに収集し、セキュリティフィルターに適宜反映することで、インターネット上の不正サーバー（C&Cサーバー）への通信を防ぐ。また、取り引きのない海外との通信を制限し、不正サイトへの誘導などリスクを軽減することができる。

　インターネットからの攻撃はファイアウォールの手前でブロックすることで、不正通信による回線帯域の低下を抑え、ファイアウォールへの攻撃も防御する。

　価格（税別）は、ハードウェア本体（5年保守パック含む）が154万円。