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富士通、Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスを提供開始

 富士通株式会社は3日、Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスの提供を開始した。

 サービスは、米Salesforce.comが提供するクラウド型業務アプリケーションと、メールやスケジュール管理、アクション管理などの機能を持つ企業内のコミュニケーションサービスとを連携させ、業務や顧客、アクション情報などを業務起点、顧客起点で適宜連携させ、全社的に共有することで、ビジネスの効率化を支援する。

 Saleceforceのクラウドサービスの特性と機能を活用し、社外との情報共有や共同プロジェクトの進捗管理などを行うアプリケーションを構築するなど、顧客やパートナーとのコラボレーションの創出も支援する。

 効率的な情報活用を実現するため、顧客の環境やニーズをアセスメントし、その結果を踏まえ、コミュニケーションサービスと業務アプリケーションとの連携に必要な環境構築、運用・保守までをトータルで提供。これにより、顧客はシステム連携に向けて自社の業務に最適なアプリケーションの洗い出しから開発・環境構築まで短期間で実現可能になるとともに、負荷を軽減できる。

 価格(税別)は、アセスメントサービスが200万円から。設計・構築サービス、運用サービスは個別見積もり。富士通では2018年度までに20億円の販売を目指す。

三柳 英樹