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NECネクサ、クラウド対応自動組版統合ソリューション「SUPER DIGITORIAL/CMS」を機能強化

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は24日、クラウド対応自動組版統合ソリューション「SUPER DIGITORIAL/CMS」の機能強化を行い、販売を開始した。

 SUPER DIGITORIAL/CMSは、ウェブ入稿・コンテンツ管理システムに自動組版ソリューションを統合した、クラウド対応制作ソリューション。クライアントとのデータ共有・紙とデジタルコンテンツの一元管理、制作物の自動組版の実現、デジタルコンテンツなどのクロスメディア展開、ノンプログラミングでの項目や品目の拡張・カスタマイズを可能とする。

 機能強化では、定型化されたカタログやフリーペーパーなどの情報誌から、複雑な体裁のページ組版まで対応可能とした。また、ウェブ組版機能を実装し、蓄積されたデータを再活用することで業務効率化を可能とする。法令組版固有の表の自動組版や、外部アプリケーション連携にも対応した。

 NECネクサでは、印刷・出版・新聞業および電子媒体を扱う業種全般について、紙媒体だけでなく電子媒体を活用したビジネスモデルへの転換が進んでおり、電子化の作業効率の向上やデータの再活用に対応する目的で機能強化を実施したと説明。複雑な書式や複数ページ組版の自動化、データ活用機能強化による運用効率化と低コスト化、蓄積されたコンテンツ(顧客資産)の再活用といったニーズに対応するとしている。

 価格(税別)は、SUPER DIGITORIAL/CMSが210万円から、自動組版デザイナーが180万円から。NECネクサでは今後3年間で25セットの販売を目指す。

三柳 英樹