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SAPジャパンとエル・コミュニティ、福井県鯖江市にHana道場を開設
オープンイノベーションの促進により地方創生を推進
(2015/11/20 06:00)
SAPジャパン株式会社は19日、NPO法人エル・コミュニティと協業し、福井県鯖江市に「Hanaオープンイノベーション道場」(以下、Hana道場)を開設すると発表した。同社ではHana道場を活用し、オープンイノベーションの促進や、子供たちが体験から起業家精神を学ぶことによって地方創生を推進するための支援を行うという。
Hana道場は、国指定登録有形文化財(建造物)である旧鯖江地方織物検査所(現代アートセンター)の2階に開設され、地域のさまざまな年代、知識、経験を持った個人や団体や企業のみならず、Hana道場に賛同した地域内外の企業や個人との、オープンイノベーションへの取り組みの場として利用される。
同日時点ですでに11社の企業が賛同企業として参画し、各社の強みを活かしたワークショップやイノベーションの取り組みを準備中とのこと。さらに、Hana道場にはインターネット映像配信設備が完備されており、今後、日本のみならず世界への情報発信やコラボレーションの場としても活用されるとした。
SAPジャパンでは、Hana道場で、こどもプログラミングワークショップ、IT×スポーツ、IT×ものづくりワークショップ、地域創生ハッカソンなど、SAPのテクノロジーや知見を活用した多様なプロジェクトを実施する予定。一方、鯖江市を拠点とするNPO法人であるエル・コミュニティは、Hana道場の運営や、賛同企業ととともに、実施するプログラムのコーディネートを実施する。