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のれんとブレインパッド、CMSとプライベートDMPの連携ソリューション

「NOREN」から「Rtoaster」へのシームレスなコンテンツ連携を実現

 株式会社のれんと株式会社ブレインパッドは13日、のれんが取り扱うコンテンツ管理システム(CMS)「NOREN(ノレン)」と、ブレインパッドのレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」の連携ソリューションを提供すると発表した。

 「NOREN」は、韓国I-ON Communicationsが開発しているCMSで、汎用的な機能や運用の容易性が特徴。ECサイトやコーポレートサイトなど、Webサイトの種類・規模を問わずさまざまな企業・団体で採用されている。一方の「Rtoaster」は、複数のチャネルを横断した顧客コミュニケーションを適切に行える、レコメンドエンジン搭載プライベートDMPである。

 今回提供するソリューションでは、「NOREN」に登録したコンテンツを「Rtoaster」のレコメンドエンジンとシームレスに連携させることが可能。具体的には、「Rtoaster」で指定した、初回訪問ユーザー、ロイヤルユーザーといったユーザーセグメントに対してレコメンドするコンテンツを、すべて「NOREN」の管理画面で一元管理可能になる。これにより、二重登録の手間がなくなり、運用負荷を軽減できるとのこと。

 また、機械学習によるコンテンツの自動最適化についても迅速に行えるとした。例えば、商品の半額キャンペーン、送料無料キャンペーンといった複数のコンテンツを配信し、コンテンツごとのクリック率やコンバージョン率をRtoasterが学習。その学習結果を基に、成果が高いコンテンツの表示比率を自動的に高めてパフォーマンスを向上することができる。なお、これらのコンテンツも「NOREN」で一元管理し、シームレスに「Rtoaster」を行うことが可能だ。

石井 一志