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ファイア・アイ、エンドポイント向け脅威対策プラットフォーム「FireEye HX Endpoint 3.0」を発表
(2015/11/11 16:51)
ファイア・アイ株式会社は11日、エンドポイント向けの脅威対策プラットフォーム「FireEye HX」シリーズの最新版となる「FireEye HX Endpoint 3.0」を発表した。11月中に提供開始の予定。
FireEye HX Endpoint 3.0は、FireEyeが仮想マシンを利用して独自に収集したグローバルな脅威情報とインシデントレスポンスの経験に基づく解析情報を提供する「FireEye Threat Intelligence」の対象をエンドポイントまで拡張した。
また、エンタープライズセキュリティサーチ機能の追加により、エンドポイントに潜む脅威をより簡単に発見することが可能となった。脅威が特定されると、セキュリティ調査担当者がより詳細な調査や分析を行い、脅威の特性を正確に把握し、追跡できるようになる。
エンドポイントの脅威を検出するMVXテクノロジーには、エンドポイント防御機能が組み込まれた。これにより、ネットワーク内で脅威が発見された際のエンドポイントの迅速な検証が可能となる。
これらの機能により、セキュリティ部門は攻撃者が潜入に用いたベクトルや、脆弱性のある他システムへの横展開があるか、攻撃者がまだシステム内に潜んでいるかどうか、侵害期間はどのくらいか、機密情報が漏えいしたか否かといった判断を迅速に行えるようになるとしている。