システナ、スマートデバイス向けセキュリティブラウザー「Cloudstep Shelter」

　株式会社システナは、スマートデバイスからのメールやグループウェアの利用を安全にするセキュアブラウザー「Cloudstep Shelter」の提供を10月28日から開始する。

「Cloudstep Shelter」のイメージ画像

　「Cloudstep Shelter」は、ビジネスにおいて企業支給のスマートデバイスの利用や、個人所有のスマートデバイスを業務に活用するBYODでの利用が増加する中、こうした端末のセキュリティ対策として提供する製品。銀行などの金融業で不正送金やフィッシング対策として導入実績がある「Web Shelter」をベースに開発しており、企業における「Google Apps for Work」などのグループウェアのスマートデバイスからの利用の安全性を高める。

　許可されたURLにのみアクセスを可能とする機能や、サーバーの真正性チェックを行い、接続先サイトになりすましがあった場合は、ただちにアプリケーションを終了する機能を搭載。アプリケーション起動時には、スマートフォンのルート化チェックとアプリケーションの改ざんチェックを行い、予期せぬ問題を未然に防ぐ。

　このほか、標準ブラウザーの動作を監視してフィッシングサイトへの接続をブロックする機能や、最新の脅威データベースを元にしたマルウェア（ウィルスアプリ）チェック機能、メールなどに添付されているファイルのダウンロード禁止、メールやウェブなどの文章のコピー禁止、画面キャプチャーの禁止機能などを備える。

　また、システナの「Cloudstep Connect」と合わせて利用することで、「Cloudstep Shelter」以外でのGoogle Appsなどへのアクセスを制限することができる。

　サービスは、10月28日～30日に幕張メッセで開催される「スマートフォン＆モバイル EXPO【秋】」に出展される。