NEC、回線サービスとネットワーク製品を組み合わせた「UNIVERGE 光 × BIGLOBE」

　日本電気株式会社（NEC）とNECプラットフォームズ株式会社は16日、小規模事業所や店舗等向けに、光回線サービスと「UNIVERGEシリーズ」などのネットワーク製品を組み合わせて提供する販売パートナー向け施策として、光回線サービス「UNIVERGE 光 × BIGLOBE」の販売を開始した。価格は要問い合わせ。

　NECプラットフォームズでは、NTT東西が提供する光コラボレーションモデルを利用して、光回線サービス「UNIVERGE 光 × BIGLOBE」を提供。販売パートナーは、光回線サービスとともに、NECグループが提供するキーテレフォンやルーターなどのネットワーク機器、サーバーやPOS端末などのIT機器を組み合わせた提案が可能になる。月々の電話代を低減できるIP電話サービスや、インターネット接続サービスなどのネットワークサービスもあわせて提案する。

　従来、回線契約を伴うネットワーク構築やITシステムの導入・拡張を行う場合、ユーザーは回線事業者やITベンダーなどそれぞれの事業者と個別に、機器やサービスの導入・運用などを依頼する必要があった。新サービスでは、ネットワーク環境やシステムに必要な光回線サービスを、ネットワーク機器やIT機器と組み合わせた一括提案を行うことで、ユーザーのこれまでの手間を解消できるとしている。

　サービス開始日は、光回線サービスが11月1日。オプションのIP電話サービスが11月上旬。インターネットへの接続には、2016年2月開始予定の「UNIVERGE 光 × BIGLOBE インターネット接続サービス」か、他社のインターネット接続サービスとの契約が必要となる。