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EMCジャパン、CSR活動で小学生向けキャリア教育授業、体験型シミュレーション「いきいきゲーム」を実施

 EMCジャパン株式会社は、「Youth Education」をテーマにしたCSR活動として、10月23日に東京都三鷹市立第一小学校に訪問し、キャリア教育活動を実施すると発表した。当日は、政治や経済など社会の仕組みを学ぶ体験型シミュレーションゲーム「いきいきゲーム」を実施する。

 「Youth Education」は、EMCが世界的に展開しているCSR活動の一つで、将来を担う子供たちの教育を目的としている。EMCでは、社員が1日の勤務時間扱いとして同CSR活動に参加できるなど、会社として全面的にバックアップする。

 EMCジャパンの社員は、2011年から毎年三鷹市立第一小学校を訪問し、小学5年生を対象に「仕事について考える」機会を支援している。当日は、楽しみながら自然な形で世界経済や社会の仕組みを学べる、株式会社ウィル・シードが展開する教育プログラム「いきいきゲーム」を実施。同プログラムはこれまでに全国の約550校、約5万人の子どもたちを対象に実施されているという。

 ゲームの内容は、会場を1つの世界とみたて、いくつかの国(チーム)に分かれて行う国対抗ゲームで、進行は世界を取りまとめる「国連役」が行う。それぞれの国情に合わせて、支給される紙(資源)・道具(技術力)・所持金(資金)が異なり、それらを用いて指定された製品を生産し、「製品取引所・銀行」に持ち込むと換金できるなど、さまざまなアイデア・工夫を凝らして、時間内に一番豊かになることができた国が勝ちとなる。

 EMCジャパンでは、キャリア教育授業は「1年間で最も印象に残った授業」1位に選ばれてるなど、受講した児童から好評を得ていると説明。また、「Youth Education」以外にも、世界の歴史的情報遺産のデジタル化活動を支援する「世界情報遺産保護イニシアチブ」、大学生向けの無償トレーニング「Academic Alliance」などを展開しており、今後もCSR活動に積極的に取り組んでいくとしている。

三柳 英樹