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ウイングアークの情報活用ダッシュボード「MotionBoard Ver.5.5」、利用可能な地図を拡充

 ウイングアーク1st株式会社は10日、情報活用ダッシュボード「MotionBoard Ver.5.5」の機能を強化すると発表した。アップデートプログラムを同日より提供します。

 MotionBoardは、さまざまなチャート表現により、企業システム内に蓄積された膨大な情報を可視化する情報活用ダッシュボード。専門知識を必要とせず直感的に使える操作性と、多様な要求に対応できる柔軟性のある表現力、タブレットでいつでもどこでも情報を入手できる機動力を兼ね備えているという。

 今回のアップデートでは、「より情報量の多い精細な地図を利用したい」というユーザーからのニーズに応え、インクリメントPの「MapFan」、マピオンの「Mapion」をベースマップに追加した。ユーザーは、追加のコスト負担なくこれらの地図を選択できる。なお、地図情報は1~2カ月ごとに定期更新されるとのこと。

 あわせて、Google Analyticsに直接接続しデータを取得できるアダプタを提供する。これを利用すると、豊富な集計項目を持つGoogle Analyticsのアクセスログを取り込み、MotionBoardを用いて自由な視点で分析できるようになるとした。

 また今回は、MotionBoardデモサイトのコンテンツもリニューアルされたとのことで、一部ダッシュボードでMapFanとMapionの地図を利用できるようにしたほか、MotionBoardのレポート・帳票機能を体験できるダッシュボードを新たに追加している。

石井 一志