ベリサーブ、生成AIを活用したプロダクトの品質を継続的に保証する「生成AIアプリケーションへの品質保証サービス」

　株式会社ベリサーブは11月27日、生成AIを活用したプロダクトの品質を可視化し、継続的に改善する仕組みを構築する「生成AIアプリケーションへの品質保証サービス」を提供開始すると発表した。

「生成AIアプリケーションへの品質保証サービス」の流れ

　「生成AIアプリケーションへの品質保証サービス」は、生成AIを活用したプロダクトの品質を説明可能にするための判断基準を提示するサービス。属人的な評価に頼らない、定量的で再現可能な品質保証プロセスを構築し、AIの信頼性・説明性・安全性を確保できるようにするという。

　また、業界ごとに異なるソフトウェアの品質特性に対応したカスタマイズを実施し、利用企業が求める品質要求を満たす、AIを活用したプロダクトやサービスの実現を支援する。なお、生成AIアプリケーションの品質レベルについては、評価観点のみならずセキュリティも網羅しているとのこと。

　さらに、評価結果をステークホルダー間で共有することにより、品質改善を継続的に行う仕組みを構築するほか、この仕組みにベリサーブ独自の要素技術を組み合わせることで、AI品質保証活動のサイクルの体系化・標準化を実現する点も特徴。このサイクルによって、評価・改善が連続的に循環し、品質向上のスピードと精度を持続的に高められるとしている。

　サービスの提供にあたっては、AIを熟知したベリサーブのエンジニアが利用企業のプロジェクトに伴走し、品質課題の整理からテスト設計、実施支援、運用改善までをトータルに支援。AI品質保証活動のサイクルを回すための仕組みと知見を提供し、継続的にサポートするとのことだ。