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キューデンインフォコム、「データセンター福岡空港」を運用開始

 株式会社キューデンインフォコムは1日、同社の2拠点目となる「データセンター福岡空港」を竣工し、運用を開始したと発表した。

 「データセンター福岡空港」は、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が8%と、全国の主要都市に比べてかなり低い福岡に立地。福岡空港から徒歩15分と、日本の各都市からも短時間でアクセスが可能となっている。

 建物免震構造を採用し、サーバーだけでなく電源設備や空調などを含めた建物全体を保護。異変電所からの2系統受電、冗長化された非常用発電機など、強固なバックアップ電源により万が一の場合でも電力を安定供給する。高度な生体認証を組み合わせた厳重なセキュリティ、重量機器の搭載に対応した床荷重を確保するなど、国内最高レベルのファシリティを整えた。

 延床面積は約3700平方メートル。ラック数は約600ラック。ラック電源は実効6kVA、最大20kVA。

三柳 英樹