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クラウド連携ストレージ「StorSimple」を手軽に検証、アセンテックが試用プログラムを提供

 アセンテック株式会社は1日、日本マイクロソフトのクラウド連携ストレージ「StorSimple」について、ハードウェアを貸し出し、マイクロソフトの提案する「ハイブリッドデータ マネジメント」を手軽に試用できるプログラム「『Azure StorSimple』テストドライブプログラム」を発表した。

 StoreSimpleは、自動階層化機能を持ったストレージアプライアンス。クラウドストレージを階層の1つとして利用できる点が特徴で、アクセス頻度の高いデータはローカルストレージに、頻度の低いデータはクラウドストレージに置き、ストレージコストの最適化を図る「ハイブリッドデータ マネジメント」を実現する。

 今回のプログラムは、このStorSimpleを手軽に試用できるようにするもの。StorSimple実機を企業の検証環境に2週間貸し出しすることで、Azureクラウドストレージ環境との連携を手軽に試すことができるという。

 貸し出しするモデルはローカル容量15TBの「SS8100」で、ハードウェア設置、基本設定、往復輸送費はマイクロソフトが負担する。また、マイクロソフトおよび協力ベンダーのSEがPoCを支援するとのこと。なお、Microsoft Azure環境は原則としてユーザー企業側で準備する必要がある。

 実施期間は11月30日まで。

石井 一志